25日それ以外


色々と。




キヨカがサムライ☆ベイビーから2冊目の本を書こうって思うまでのところを語るシーンでは、大先生がジーッと見ているわけですけど。
自分自身にも経験があるっていうか、「読んでもらえて嬉しい、また書きたい、けれどなかなか書けない」みたいなね。
生みの苦しみというか、そういう部分。
キヨカに対して「本物」を感じたからこその最後の本当のアドバイスですよね。


そう、考えてみればキヨカだけ最初から態度が全然違っていて。
2作目のアイデアを出して皆で色々とやっているシーンでも、楽しくやっているメンバー6人に対して一人真剣に悩み考えるキヨカ。
携帯小説、小説、小説家というものに対しての意欲とか、意識の高さっていうのがそれぞれやっぱりバラバラなんですよね。
ゆりに対して携帯小説を書いてみたきっかけを話すシーンを見ていても、皆バラバラで。
真剣さが違うというか・・・そういう部分、最初にサムライ☆ベイビーを皆で書いた時はきっと「仕事」とかそういう意識はあまりなくて、
ただ皆「書いてみたい」っていう一心で書いて。
けれど、それが色々な意識をしていくうちに・・・。


純粋に先生の言葉に感じるものがあって小説を書いてみたいと思っていたキヨカだからこそ、
先生の厳しい言葉を真正面から受け止める形になって・・・一人何も喋れなかった。
他のメンバーが次々に先生の言葉に対して様々な形で反応をして、反論をしている中で、一人だけうつむいてね。


携帯小説家から小説家への変化というか成長というべきなのか。
携帯小説と小説とどっちが上とか下とかではなくって。
その辺りの話は追々・・・かなぁ。


で、キヨカ、舞美ちゃんの表情、演技を見ていると本当にその辺りの気持ちとかが凄く伝わってくるんですよね。
そこが凄く良いんです。