10年


今日11月30日は10年前、名古屋において「愛の種」の手売り5万枚が完売した日。
そしてモーニング娘。のメジャーデビューが決まった日。
自分は東京で待ってたのになぁ・・・その前の名古屋で売り切れてしまうとは・・・凄いよなー。5万枚も手売りとか。
ということで何か書いてみようと始めてみる。


今年の横浜アリーナだったか?あるいは中野のワンダフルハーツでもそうだったかもしれないけれど、司会者の二人とかあるいは他のメンバーも含めて、
「これからもハロー!プロジェクトをよろしくお願いします」そんな挨拶があったと思う。
別にそれだけ取れば何のことはない普通の挨拶。
だけど、どこまで本当に”これから”のことを考えているのかとは思う。
戦略もそうだけれど、覚悟みたいなものとか。


今更な話だけどモーニング娘。はすごいと思う。
個人個人の知名度が云々なんてことを言う人がよくいるけれど、かなり難しい。
難しいっていうのは「モーニング娘。」という名前のネームバリューだったり知名度だったりを勝るほどのものを得るのは難しいっていうこと。
なんだかなーとは思いながらも、何か記事になるたびに卒業メンバーの名前の前に「元モーニング娘。」とつくのも致し方ないことだと思う。
だってそれが普通の人には一番わかりやすいんだから。
これから先もこの辺は変わることないだろうなーって思う。


で、10年。10年は経った。確かに。そしてこれから。
最初の10年と次の10年は全然違うと思う。
これはひいてはハロプロ全体としての存続とかにも関わってくることなのであれなんだけれど。


この前少し書いたように、アジア展開が見えてきている最近の娘。だけれど、その姿勢がどこまでのものなのかと思う。
同じアジアに出るにでもその姿勢によって全然違ってくるとも思っていて。
その姿勢が”攻め”なのかあるいは”逃げ”なのか。
アジア云々なんていうのはファンレベルの間でも数年前から言われていたことだし、それ自体については全然驚きも何もなくて。
ただ、今のこの状況下で展開するということの意味。事の重要性。


「国内がもうダメだからアジア行こうか。あっちなら熱狂的なファンもまだたくさんいるし、まだしばらく持つだろうし。国内もまぁ何とかなるだろう」


こんな考えであるとは思いたくないんだけど、こういう考えだったらある意味絶望的だと思う。
アジアに打って出るっていうのはそれだけの覚悟も決意も必要な気がしていて。
国内もアジアもどちらもが中途半端になる、或いはダメになる可能性。
あっちなみに自分は別にアジア展開は否定してません。むしろいいんじゃないって思ってる人です。


徐々に活動の拠点をあちらに移していくつもりなのか、或いは一時的なものなのかっていうのも全然わからないんですけどね。今の段階だと。
第一ジュンリンの二人だって立場とか肩書きが物凄く微妙だし。
あぁ、そういえばどこかで見たけどいずれジュンリンの二人を起点にしてあちらであちらなりの娘。を作るみたいな話もどこかで読んだ気がする。
そういうのもあるのかもしれないね。


10周年だとか言って色々な記念のCDとかDVDを販売したり、ポスター展開とかしたり。
そういう流れで色々な番組にも出るみたいで。それはそれでいいんだけど、そういう展開しているように見えてどうもモーニング娘。を軽視しているような感じも受ける最近の流れ。
こんなんで大丈夫かな。
確かにメンバーは世代交代繰り返すし、ハロー全体で考えても次の世代を育てようとしている流れは分かる。
でも、その一方でファンは確実に減っているし、次の10年支えてくれるファンが今どれだけいるのか。
自分も一番大事な人の存在とは別に、ハロプロが好きだし、だから出来る限り応援し続けていきたいって思っている。
けど、それもいつまでもできるわけでもないしなぁ。正直な話。


とまぁ、思いつきでだらだらと書いてみたけれど・・・
どんなに新しいグループだったり人が出てきても、モーニング娘。というものにこだわって応援し続ける人は多分想像以上に多い。自分の周りの人にもたくさんいる。
そういう人たちが最初の10年を支えてきたんだと思う。
でも、そういうのはあちら側の人間にはきっと全然わからないんだろうな。
娘。が居なくなってもベリーズ℃-uteが居るじゃないか!ぐらいにしか考えてないようにしか映らないんだよなー。今見てると。


折角の10年記念だし、何かもっとお祝いみたいなこと書けばよかったかなぁ・・・(苦笑)