一言


まだまだ書いてなかった千秋楽の話。
自分が書いてなかっただけでもう既出だと思いますけどね(笑)


ダブルレインボウを歌った後に亜弥ちゃんが一旦袖にはけて・・・っていうのはすでに書いたんですけどね。
で、ファイナルスペシャルとして「可能性の道」を歌ってくれる前に色々と話をしてくれて。
あっ、そう、ファイナルTシャツを亜弥ちゃんが着て登場してくれたんですね。
袖で着替えてたんだろうね。
そう着替えてくれるっていうのも何か嬉しいなって思うというか。
それにはもちろんその時自分も同じファイナルTシャツを着てたからっていうのも無関係だとは言わないんだけれどね。


上手く説明する自信ないんだけど、より素に近くなってくれる感じがして。
距離がもっと近くなるような。
可愛い衣装とか綺麗な衣装を身に纏った亜弥ちゃんももちろん凄く可愛かったり、或いはカッコよかったりするのだけど、
そういう衣装を脱ぎ棄てて、Tシャツ着て、ラフな格好というか、ナチュラルな格好というかね。
普段でもコンサート中も素の松浦亜弥っていう人を存分に見せてくれていると思うし、感じることもできると思うのだけど、
それをさらに進めた感じ。
だから、自分が見たどの公演でもラスト迎える時は最高の笑顔を見せてくれていたと思っていたのだけど、
ラストは弾け方が違うって感じたし、凄くいい意味で開放感にあふれていて。


そして、ダンサーの二人、バンドメンバーもお揃いの赤いファイナルTシャツを着て登場して。
一人一人にこのツアーを終えての感想を一言で、と求める亜弥ちゃん。
皆さんそれぞれに「楽しかった!」とか「みんな最高!」みたいな一言を発していて。
そのたびに大盛り上がりする会場。凄く心地よい空間だった。
一言でって言われたらやっぱり「楽しかった!」になるんだと思う。本当に。
そして、いよいよ最後に亜弥ちゃんが一言を求められる番になって。
途端に何か困ったような笑い顔を浮かべる亜弥ちゃん。
ちょっと前まであれだけ他のメンバーのこと煽ってたのに、自分の番になった途端(笑)
そんな様子もまた可愛らしいなーなんて思ったりもして。


ちょっとの間考えて、そんな亜弥ちゃんの口から出てきた言葉は「好きー!」
照れたように笑いながら。
その様子がねぇ・・・・もうすっごく可愛くて。可愛らしくてたまらなかった。


”本当に楽しいと「楽しい」って言葉しか出てこないの!”とは彼女の言葉だけれど、ツアーラスト。
彼女が今回のツアー、アルバムに対して感じている物が特別だっていうことは彼女の言葉からも、
その空気や表情からも感じることはできていただけに、そのツアーを終えて一言!って言われればやっぱり色々考えると思う。
それがあの一瞬の間だったと思うのだけど、その口から出てきた言葉には一言だけど沢山の物が詰まってるなって感じて。
それは彼女の表情から感じられる様々な想いも含めて。
彼女が何度となく話していたように、歌うことが楽しくて仕方がないという気持ちや、今その瞬間も感じている幸せや、
文字通り好きという思い、歌、彼女の歌を聴きに来てくれた人、バンドメンバー、ダンサー、この空間、今この瞬間が「好き」だっていう想い。
そしてその「好き」には沢山の「ありがとう」も含まれてたんだろうなって。そう感じて。


こういう風にバンドメンバーと一緒に、ダンサーと一緒にっていうのはまたちょっと他のコンサートとは違うものなんだなっていうのも感じた。
完全なソロとはもちろん全然違うし、グループでのコンサートってのともまた違う。
グループとの違いってのもまた説明しづらいんだけど、同じように一緒にっていうのは確かなんだけど、何か違う感じ。
一緒にステージを作り上げるとは言うけれど、そのやり方にも色々あるんだなって感じた。
バンドメンバーがその歌手のために演奏して、その歌手がその演奏に応えるかのように歌い。
更にそれに応えて・・・っていう相乗効果のような。これも一つのダブルレインボウかもしれない。


本当に楽しかった。
今回のツアーはダブルレインボウを引っ下げてのツアーだったけれど。
確かに自分はこのアルバム凄く好きなんだけど・・・それはそれっていうか、あまり関係ないって思える、今は。
もうセットリストとかに左右されるような歌手じゃないなっていう感じ?


次のツアーも本当に楽しみだー♪