思い出のライブアクト


愛は勝つ


今年はハロプロでチャンプルという企画のアルバムを出す機会がありまして。
過去、昔歌われてきた所謂名曲と言われるような、多くの人達の心を動かした曲を今生きる彼女達が歌うというもの。
こういう企画って本当に素晴らしいものだなって感じました。
夏のハロプロのライブを見ていてもそう思ったし、アルバムを聴いていてもね。
歌って作られるだけでは本当の価値とか魅力って表れなくて、歌う人が居て、そしてそれを聴いてくれる人が居てこそのものだと思います。
だからこそ、こうやって歌が歌い継がれていくっていうことは、変な言い方かもしれませんけどその歌にとって凄く幸せなことなんだと思うし、きっと一番最初にその歌が生まれた時に携わっていた人達にとっても。


そんな話もありつつ。
あのアルバムが発売されてから、この曲ライブで聴けるかな?って考えて、想像膨らませて楽しみにしていたんですけど、夏のハロプロのライブでは歌われず。
残念だなぁ・・・折角℃-ute真野ちゃんが一緒に居るのになぁ・・・とか思って。
でも、そういう自分の気持ちとか想いとかを全部跳ね飛ばしてくれるぐらいのものを、その後に始まった℃-uteの夏秋ツアーで感じることが出来ました。


きっと気のせいではないと思うんですけど、ツアーが進むに連れてどんどん舞美ちゃんと一緒に歌う人が増えていったんじゃないかって感じました。
彼女の歌から感じられるものがどんどん人に伝わっていったんだろうなぁって。


もちろん歌っていうものは歌う人が違えば違う魅力が出てくるものだと思うし、それぞれの歌い方、気持ちの込め方、感じ方だってある。
それでも。こういう言い方がいいのかは分からないけれど、これほどまでに彼女が歌うにふさわしい曲もないんじゃないかって。
あまりにも全てが自然で、歌、歌詞、メロディ、彼女が書いたわけでも作ったわけでもないのに、まるで彼女自身がそのままにその言葉や想いを発しているかのような。
この歌を歌っている時の、あの舞美ちゃんの笑顔が忘れられなくて。
彼女にとっても凄く素敵な出会いになったんじゃないかなって想ってます。