フレキシビリティ


自分にしてもそういう自覚はあるのだけれど、年を重ねるごとに、経験を積むに従って学ぶことも多い。
でも、上手く言えないんですけど、自分自身で得た知識とか経験だけで自分というものを固めたくないというか。
ほら、よく年を取るほど頑固になる、みたいな話も聞くじゃないですか。




自分自身というものや、自分の考えとかスタンス、価値観などを持つことはとても大切なことだと思う。
けれど、それだけに縛られるようではあまり自分自身にとってよくないのかもしれない。そんなことも考えることもある。
もちろん絶対に譲れないっていう部分はやっぱり誰にもあるだろうし、それはそれとして。
けれど、せめて人の言葉などに耳を傾けるだけの心のゆとりみたいなものは常に持っておけるようでありたいかなってね。


例えば大人になればなるほど、そして更にもし周りに自分よりも年下の人ばかりだったらなおさらに。
自分がミスをしたりして謝るとかいう話になったら酷く恥ずかしかったりもするだろう。
けれど、そういう潔さも大事だと思うし、後で間違ってたと自分で思ったのならそれを認めて改めればいいんじゃないかなって思うんですね。
どんな事にしたって最初から全部分かっているわけじゃないんだし、何かを聞いた後に自分の何かに対する印象が変わったり、考え方が変わることだってきっとあると思う。


ともあれ、失敗したり間違ったりするのも人間だからこそなのだと思うけれど、
失敗を反省して次に活かしたり、今よりもより上のものを目指して自分自身を高めていくことができるのも人間だからこそだと思う。
人だからこその良さと呼ばれるべきものだと思うんですけど、そういう部分は大切にしていきたいなぁ・・・って思ったりしています。
自分を貫くことも大事だけれど、新しいものを吸収しながらよりいい感じの自分になっていけるように過ごすっていうことも大切じゃないかなって思います。
いい感じっていう表現があれですが(笑)人生常に勉強とは良く言ったものじゃないかな。
まぁ、柔軟性って大事だと思うんですよね。ある程度の範囲でね。


特に自分達、この活動をしている人たちって色々な人と知り合う機会がありますよね。
若い子達から、自分より全然年上の人たち、色々な地方の人、職業の人、様々。
色々なものを吸収する機会は日々そこらじゅうに転がっているんじゃないかなと思うわけですね。
折角なんだし、そういう幸運を活かさない手はないんじゃないかなとか思ったりもして日々過ごしてます。