忘れたくない夏2


梅さん。




見るたびに自然になってる感じがするんですよね。
テンションあげ子さん。
最初は彼女の綺麗な外見とのギャップとかを自分が無意識に感じていた部分もあって、
違和感とまではいかなくても、どことなく馴染まない感じも正直あって。
けれど、そういう部分が本当になくなった。
自分自身が慣れたっていうのもあるのかもしれないけれど、それだけじゃないよなぁ。


舞台とかにしても、こういう短い寸劇にしても、「作ってる感」のある物っていうのは、
そこまで人を引き込む力ってないんじゃないかなぁと思うんですよね。
舞台とかなら練習量とかによっても裏付けされただけのものができるとは思うんですけど。
どこまで自然に、ナチュラルに・・・っていう部分。役になりきるっていうのはそういうことですよね。
そういう部分が凄く感じられるというか。
だから、今までで一番楽しいって思ったんだろうな。自分は。
今までとシナリオの展開が違うとかいうのもあるんだろうとは思いますけど、自分が感じたのはそういう違いよりも、
何より主役である彼女自身から感じた違いでした。
脚本を変えればより面白い物語ができるなんてほど安易なものではないよね。
主役はあくまで舞台に立つ人なんだから。


で、そういう部分もそうなんですけど、全体的に感じれるのは自信。
そう、あの日よみうりランドで初めて彼女が歌っているのを見た時。
あの時の彼女の生き生きとした表情が本当に輝いていて。
一つの大きなチャンスでもあると思ったし、きっとこれを機会にまた大きく変わるんじゃないかなって、
そんな確信のようなものを持てた日でもありました。
それが間違いなく着実に形になって表れているというか。
そういう印象が一つのライブなどを経るたびにどんどん強くなる。
合同コンサート、そして今回の単独ツアーと。


忘れたくない夏