ハードル


ハードルの上げ下げみたいな話。
コンサートにしても、舞台にしても。
彼女たち自身にしても、或いは見る側の自分たちにしても無意識、或いは意識的にハードルを設定している。
そういう話。


彼女たち側の話もそうなんですけど、見る側の自分たちの話。
最初から意識的にハードル下げてたりするみたいな時ってあるんだよねぇっていう。
色々な事前情報とかから判断して、「今回はあまり期待できそうにないよね」みたいなことを話したり、
或いは書いたりして、そういう空気を作り出すみたいな。そういうの最近多い気がするよなぁ・・・
そういう風にハードルを下げておくと実際に蓋を開けてみた時のショックが和らぐというか。
実際に見たり聞いたりしてみて、あんまり良い出来じゃないって感じた時にも、
元々期待値が高かった場合とそうでなかった場合のショックの大きさの違いみたいなものとか。
「元々期待してなかったし」とか「まぁこんなもんだろ」的な。
逆に出来がよかったりするとその分喜びも増す・・・のかな?どうなんだろ。
でも、自分は、最初から変なフィルターかけておくと折角本来楽しいはずのものも楽しくなくなっちゃうみたいな部分も逆にあると思うんですけどね。
もったいないっていう話も多いと思うよ。


まぁ、その辺の人それぞれの気持ち的な部分は分からないことも多いんですけど、「良い意味で期待を裏切る」っていいですよね。
期待以上の物っていう意味合いとかも含めて。
そういう意味では、前作との比較とかメンバーの違いとか様々な要素を抱える今回のシンデレラ。
自分の周りの現役の娘。ファンの人たちは・・・そうだなぁ、愛ちゃんファンとそれ以外の人たちの間で大分熱に差がある感じ。
そんな中でも、そういう人たちに火をつけてくれるような熱いものになってくれたらいいよねみたいなね。
そんなことも思ったりしています。


はっちさんの所を読んでると2年前を思い出すんですよね。
沢山の事を思い出す。


2年前自分は初日には行けず。色々な人のレポ、もちろん完全なネタバレは一切読まなかったけれど、
とにかく熱が伝わってくる言葉、文章が多数上げられていたあの夏。
はっちさんが精力的に沢山紹介してくださっていたからっていうのもあるんですけれどね。
現場の熱をどうやって文章で表現するのかっていうのは結構難しいことなのかもしれないけれど、伝わるものはちゃんと伝わるんだなってあの時は凄く思いました。
あれほどまでに自分にとっての初日を待ち焦がれたことなど今までにない。


今年の夏はどんな夏になるだろうね。


熱い夏になるといいな。