人と人


所謂カラオケと生バンドの違い。
何ていうかねぇ・・・音量とか、迫力とかじゃなくって。
そこに人の熱が加わってるかどうかの違いなんじゃないかなって思うんですね。


人によって色々な人が居て、歌手といっても色々な歌手が居る。
で、色々な歌手が居るわけですけど・・・自分は松浦亜弥という歌手が凄く好きです。
何を今更っていう話ではなくって・・・
理由って言っても色々あるんでしょうけど・・・多分自分は彼女がとても「人間らしい歌手だから」好きなんじゃないかって思うんですね。
分かり易く言ってその時々のモチベーションとか表現の違いっていうのももちろんあるんですけど、
人とのコミュニケーションをとても大切にするというか。


前に自分がコンサートって・・・みたいなこと書いたことがあるんですけど、
何ていうか、一人じゃコンサートって出来ないんですよね。
その歌手の人が居て、その人がただ歌うだけじゃコンサートにならない。ライブにならない。
きっとそういう部分を凄く無意識のうちに松浦亜弥という歌手は意識しているというか、感じ取っているというか。
そんな風に思うわけです。
バンドメンバーだったり、客席に居るリピーターと呼ばれるファンから、たまぁに来るようなファン、あるいは初めて見に来た人まで。
そういう人達を全部ひっくるめて一つのライブを作り上げようとしている、そういう想いが凄く伝わってくるんですね。
そういう部分がまた凄く好きなんだろうなぁ・・・自分は。
コンサートに限った話ではないんですけど、同じ事をしても、プラスの反応もあればマイナスな反応もあって。
そういうことを全て分かってるんだと思うんですね。
色々な人が居ることを分かった上で、今の自分、素顔の松浦亜弥をさらけ出して歌って、踊って、笑って。


歌にしたってそうだし、バックに流れるメロディー、曲にしたってそうだし・・・
やっぱり人が歌うから、奏でるからこそ音楽って楽しいものだと思うんです。
そして、彼女は色々な人の想いやパワーを自分のパワーに変えることの出来る人だと思う。
まさに一緒に作り上げている・・・そんな一体感のような想いを感じれるというのも自分が彼女のライブが好きな理由の一つかもしれません。