一歩


先日の谷村さんのライブに亜弥ちゃんがゲストとして出演したということは書いたんですけど、
たまたま昨日自分が使ってる音楽ソフト(ソニックステージ)からダウンロードのページに飛んでみたら、
谷村さんのブログへのリンクが貼ってあって。
そこを見てみたんですね。




「最高の『笑顔』でした。胸に響きました。あややもアイドル?とは思えない歌唱力!!
出来たらまた聴きたい…2人のデュエット。」


松浦亜弥さんの生歌は初めてでしたが見くびってました。やっぱプロは違うな。」


これはもちろんほんの一部で。
何ていうか読んでいてとても嬉しくなるような言葉が沢山。
やっぱりレッテルというか先入観とかってあるんだなっていうのはすごく思っていて。
亜弥ちゃんの場合は「アイドル」っていうね。
人によって「アイドル」のイメージって違うとは思うんですけど、きっと多くの人に共通している
と思われるのが「歌はあんまりうまくない」みたいなものじゃないかなって思うんですよね。


でもって、上の二つともそういったイメージを持っていたであろう人の感想だろうなっていうのは想像に難くないわけでして。
そういう人たちからこういった感想を引き出したっていうのはまさに亜弥ちゃんしてやったり!
って感じだと思うんですよね。
ただ、もちろんこれって意識の問題っていうのも大きいなっていうのも確かなことで。
意識の問題っていうのは相手に対して「アイドル」「あまり歌が上手くない」っていうイメージを持った人が聞くのと「アーティスト」ってイメージ持った人が聞くのとでは違うでしょっていう。


要するに期待値による感想の違いっていうのはあると思うんですよね。
これに限ったことじゃないとは思うけれどね。
これが例えばこれから先「アーティスト」なんていう認識を持たれた時にどう変わるかなんてのもあるとは思うんですけど、
でも、何ていうか一つの大きな一歩でもあったんじゃないかなって思っていて。
ただのゲスト出演っていうだけには留まらない大きな意義があるようなね。
どれだけの人数かは分らないですけど、少なくとも普段亜弥ちゃんの曲、歌を聞いている人
以外の人にも彼女の歌を聞いてもらう機会であったことが確かで。


自分個人にとってはアイドルとか歌手とかアーティストっていう肩書きはどうでもいいんですけど、
あまり距離が近くない人たちにとってはそういう肩書きとかイメージによって影響される部分ってやっぱり大きくて。
そういうのが必要以上に距離を遠ざけているっていう現実は確かに存在していて。
そういうのがこういうきっかけを通して少しでもなくなってくれればなーって思う。
肩書きみたいなものは”ファン”にとってはたいして重要じゃなくって、外向きの物だよなーって思います。


ラジオとかに亜弥ちゃんがゲスト出演しまくっていた時のMCの人も口ぐちに「アイドルだと思っていたのに、こんな素敵な歌を歌うように・・」みたいな話をしていて。
「笑顔」の話。
これからはそういう人の目や耳を覆い隠してしまっている変な膜みたいなものをどれだけ剥がしていけるかっていうことなのかな。
来年はそういう機会がもっとあればいいのになぁなんて思ってます。


ソロライブももちろん見たいんだけど、ハロコンとかとは違うところで歌う松浦亜弥がもっと見れればいいなって。