寝る子は℃-ute

リボンの騎士の時も感じたことなのだけど、それこそ一朝一夕とは言わないまでも、出会ってからそんなに日が経っているわけでもない演出家側の人たちとメンバー。
そんな中、それぞれの役に適する人を見抜き、それぞれの個性を最大限に活かそうとしてくれていたのが伝わってきて。
もちろんそれを見抜くのがあの方々の仕事でもあって、プロでもあるから当たり前といえば当たり前とか言われるかもしれないけれど、
でも、そんな言葉で片付けたくないじゃない。

彼女達は演技の経験が全くないっていうわけではないのだけれど、それはそれをずぅっとやってるわけじゃないし、
どうやったってそんな短期間で簡単に出来るなんてことはないはずで。
そしてそれは彼女達の努力がもちろんそこにあるのは確か。
だけど、それだけでは決して成り立たないはずで。
短い期間でより良い舞台を作るためにと色々考えてくれた結果があの舞台なんだと思う。
現状、実際のリアルな彼女達を出来る限り活かそうとして。
それが凄い感じられる。
愛だよ、愛。

℃-uteのメンバーがお互いを思いやる愛、℃-uteというグループに対する愛。
そして他の演者の方々、作る方々が℃-uteに注いでくれた愛。そんな沢山の愛が詰まった舞台だったって思う。

本当に素敵な物語で。出演者の人達、℃-uteも最高の演技を見せてくれて。
それゆえに思い切り笑ったし、泣いたし・・・
彼女達は確かに来夏で、夏美で、ノリマツで、イシゾーで・・・だったのだけど・・・
なんだけど、ファンとしては、あの舞台の中に℃-uteを感じることができたことが何より嬉しかったのかもしれない。