5期


そのときがくるまではこれほどまでに涙が止まらないとは思ってもいなくて・・・
やっぱり・・・人の気持ちって全然わからない・・・そのときになってみないと・・・何もわからない・・・




愛ちゃんはね・・・すごいしっかりしていて。
しっかりと自分の足で立ち、新たな道を進んでいく同期の仲間に対して言葉をかけて。
本当にしっかりしていて・・・
ちゃんと、5期の中のお姉さんとしてやっていたんじゃないかなって、そう思います。
ピンク色に包まれた会場を見て、ちゃんとこんこんのことを理解してくれているみたいな、そういう話をしてくれたりね。
立派でした。本当に。


ガキさんは・・・さすがに・・・もうどうにもならない様子で・・・
それを支えようと愛ちゃんが駆け寄って・・・


ほかのメンバーにしても、先輩を見送るものと、後輩を見送るものと立場の違いから出てくる違いというのが確かにあって。
まさしくその名のとおり好きな先輩を見送る後輩たちはどうしようもなく、涙が出てきてとまらずに・・・


さゆがね・・・ちゃんと「ピンク好きキャラ」を受け継ぎますと。
3代目。梨華ちゃん、こんこん、そしてさゆ。
これも確かに受け継がれるものだよね。


そして先輩は・・・
美貴ちゃん、活動的な先輩ということではなく、年齢的なものという意味で先輩な彼女も、
しっかりとしっかりと言葉を伝え、大きな愛にあふれた笑顔で二人を抱きしめて。
ガッタスのこととかね・・・
「いつも何事もゆっくりなこんこんが、すばやく動くのが見れて・・・」とかね。
少しでも前向きに明るく、そうやって送ってあげようって思うのかなやっぱり・・・。


よっすぃ〜は・・・
「食べるの遅いし、見ていてぶっちゃけすっごいイライラすることもあったんだけど・・」とか。
で・・・後輩を見送るというのが初めてである彼女は・・・「ヤヴァイっす」って・・・
・・・それでもね、最後までちゃんと・・・しっかりと言葉をかけてあげた彼女・・・
マコとはもう・・・お笑いコンビだから・・・とか。


マコの笑顔にホッとする、安心する、そんなことを言う子が多くて・・・
マコは・・・ね。まだ一ヶ月・・・ミュージカルがあるから・・がんばって・・がんばって・・・


ハロコンでの卒業式って特殊だから、今回のものも同じで。
そういう場面があってから、また全員が登場して歌って踊って・・・
そういうのを初めて体験した自分だったのだけど・・・どうしていいかしばしわからず・・・
でも、再びこんこんとマコが、娘。が登場して・・・ちゃんと最後まで見届けようと思い、奮い立たせて・・。


そして本当の最後・・・全員での一周が終わり・・・最後に5期メンバー4人だけが残ってステージの真ん中で、
ファンに挨拶をして、何かを確かめ合うように抱きしめあって・・・そして・・・


こんこん、卒業おめでとう。


・・・おめでとう。