℃-ute第7章


第七章 美しくってごめんね(初回生産限定盤)(DVD付)

第七章 美しくってごめんね(初回生産限定盤)(DVD付)

気付いたらもう年が明けて、舞美ちゃんも成人式を迎えて、そして一か月後には℃-uteのニューアルバム発売なんですよね。


昨年の雑誌のインタビューや、日曜日のなっきぃのラジオでも改めて触れられていましたけれど、
去年一年間℃-uteが受けた刺激とか、ぶつかった壁とか、そういったものも含めて、
このアルバム、そして引っ下げての春ツアーにどのように活かされてくるのか。
そういった観点からも凄く楽しみなんですよね。自分も気を引き締めないと。




軽くそういう話をしたのですけれど、刺激という意味では、スマイレージBerryz工房との合同ライブなどはとても大きなものだったのだろうなと思います。
スマイレージのマネージャーさんから言われた言葉とか、それで℃-uteが悩んだこととか、
そういったものも全て繋がってくると思うんですよね、彼女たちのそれ以後に。


ちょっとした危機感ではないですけれど、去年の℃-uteの春ツアーを振り返るという内容のDVDマガジンを見ていた時に感じた事もありまして。
いざ、進め! Steady go!を歌っている時に、物凄い気合入れてパフォーマンスしたつもりが、つんくPから、
「あまりにもそればかりになると、自分ばかりが楽しいってなって、見てくれる人たちに伝わらなくなるからダメだよ」みたいな話をされたことがあって、
それに「え?」ってなったことがあったというエピソード、これもなっきぃが話していたんですけれど、
これって端的に℃-uteの抱えている一つの「問題かもしれないもの」を表しているのではないかなぁ、なんて思ったんですよね。


視点が内を向いてしまうというか、こもりがちになってしまうというか。
長い間メンバー同士も勿論、スタッフとの繋がりも長くて、℃-uteチームができている、それは観客の立場にいる自分たちも含めて。
それが勿論凄く良い方向に働いている部分も沢山あると思うのですけれど、その一方でそれが遮蔽物となってしまって見えなくなってしまっていることもあるのかもしれない、
という疑念というか、ただいざ進め!と前へ突き進むだけではなくて、時にふと冷静になって考えて見たり、辺りを見渡してみたり・・・みたいなこと。
そういうことも必要なんじゃないかなぁ・・・なんて思うのです。


これは自分にしてもそういう所が勿論あるもので、だからこそ「たまに」見に来られる方の方がよく分かったりする部分って色々あるのだろうなとも思います。


6年、7年という時間が経過しようとしている中で、個人個人の成長とはまた別のベクトルで、
2011年の一年間は彼女たちにとって大きな一年になったのかもしれない。それはこれからの彼女たちを見て行けばきっとわかるはず、そんな気もしています。
ここからが正念場というか、これだけ長く続いてきたからこそ難しくなることもあると思うのですよね。


ちょっとそんな事も自分の頭の片隅に入れながら℃-uteの第7章を見守っていきたいなと、2012年の始まりに思っています。