2010年（歌、音楽、ライブ、ミュージカル）
アルバム曲含めた曲の面でも様々な魅力を見せてくれた、新しい魅力を見せてくれた、成長を見せてくれた一年だったと思います。
- シングル
SHOCK!で幕を開けたわけですけれど、この時の様子とか色々なこともありましたけれど・・・後になってこの曲がもたらした℃-uteに対する効果であったりというものが少しずつ出てきた感じですよね。
「今となっては」っていう部分は・・・そりゃその先のこととか、これからどんな風にっていうことは分からないんですけれど、
この曲は本当に変わったなと思いますし、後々の℃-uteのインタビューなどでも分かるように、彼女達の大きな成長にも繋がる曲だった・・・んですよね。
この曲の次に出てくるシングルが「キャンパスライフ〜生まれてきてよかった〜ライフ」・・・それもまた凄い驚きです。
おそらくこれはきっと自分だけではなくて、℃-uteに惹かれる多くの人が想うことだとは思っているんですけれど、
キャンパスライフ〜生まれてきてよかった〜の持つ明るさ、温かさ、幸せな空気・・・℃-uteメンバー同士のMV上でのやり取りも含めてね。
そういった部分っておそらくいかにも「℃-uteらしい」って感じさせてくれるものなんじゃないかなって思うんですよね。
℃-uteらしさと一口に言っても色々ありますが、そのうちの大きな部分を占めるものじゃないかなって思っています。
そんな曲とSHOCK!とのコントラストが、また彼女達の表現者としての幅広さをもたらしてくれたんじゃないかなと思いますし、
彼女達にとってもきっと大きなチャレンジだったんだろうなぁ・・・って思います。
歌うこと、表現することとは何かっていうこと・・・そんな風に書けるほど大層な人間ではないことは承知していますが、きっとそういう感じの部分。
歌うとは歌詞を声に出すということのみにあらず、ということだったり・・・かな。
切磋琢磨という部分だったり、負けたくないという気持ちだったり、そういった刺激というものも含めて、彼女達に大きなきっかけを与えてくれた曲なんだろうなっていうのは彼女達のインタビューなどを読んでいても伝わってくるものです。
５人になったということも大きかったんだろうと思います。彼女達自身にとっても、そしてスタッフさんだったりプロデュースされる側の人たちにとっても。
このままじゃいけない！今までと同じじゃダメだ！そんな想いもあったのかもしれません。
それはキューティーリーダーがずぅっと伸ばしていたあの綺麗な長い髪を切った、そんな決意にも表れているのだろうと思いますし、みんな考えることも多かったんだろうなって。
そこから成長した彼女達は・・・春ツアーで初めて５人全員がソロ曲を歌うということになり、そして夏秋ツアーでは素晴らしいダンスを魅せてくれました。
表現するということ、歌うこと、ダンスすること、そういった部分を改めて考えさせてくれるきっかけだったのかな。
凄く大きな意義、意味を持つ曲だったと思います。去年の１１月に初めて見たあの曲と、今の彼女達が見せてくれるこの曲は全く違うなって感じます。
Danceでバコーン！で見せてくれた、感じさせてくれた、音楽というものが持つ楽しさ、根源的な楽しさってこういうものじゃないかなぁ・・・っていう部分であったり。
℃-uteとしての初のクリスマスソングで届けてくれる歌声や、MVで見せてくれる本当に成長して綺麗になっていく彼女達の表情であったり・・・
一年間のこの４枚のシングルの中で様々な表情を見せてくれました。
℃-uteのこれまでの歴史の中で、ここまで色々な色の楽曲を届けてくれた一年はなかったんじゃないでしょうか。
もちろんこの先にはそういうこともあるのかもしれないですけれど、それはやっぱり彼女達一人一人、℃-uteとしての成長が根本にあったことに疑いの余地はないと思っていますし、
それに応えて、察して様々な楽曲を提供してくださっているプロデューサー側の方々との関係も含めて、本当に素晴らしい一年になったんじゃないかなと思っています。
- ショッキング５
そして、2月24日に発売された℃-ute５枚目のアルバム。
このアルバムの曲が少しずつ発表されていて・・・高まっていく感じの自分を含めた界隈の人たちの様子がいいですよね（笑）
最初は早く聞きたい！って想いが強くて、ラジオとかで聞いてしまうのだけれど、少しずつ・・・あっ、でも何曲かは発売まで待っておこうかな・・とか思ってしまったり（笑）
収録されているシングルももちろんのこと、アルバム曲がまた本当に素晴らしくて。
「The Party!」はそのタイトルだけではきっと想像できないと、自分もできなかったんですけれど、凄く温かい歌詞で雰囲気で・・・
℃-uteの持つ温かさを存分に感じさせてくれる本当に素敵な曲です。
この曲、「夢があるから」、そして「四月宣言」この３曲から感じられる℃-ute、℃-uteの想い、℃-uteの空気、雰囲気・・・決意。
そういったものが温かく、また優しく、心に響いてきました。
あきらめない 途中で曲げない いつまでも初心忘れない
決して簡単なことではないと思います。
愛理ちゃんの歌う「嗚呼 恋」はこれまた・・・前作の「Yes! All my family」とは全然違う曲で・・・これもSHOCK!の影響があったのかも。
全く同じというわけではないんでしょうけれど、ベクトルはたぶん似ている方向だと思いますし、彼女の持つ底知れない力と、更なる伸びシロというか・・・計り知れない可能性を感じさせてくれました。
舞美ちゃんの歌う「Lonely girl’s night」は、これまた彼女が今まで歌ってきたソロの曲とは真逆といってもいい曲調のバラードで、
彼女自身も話していたように本当に大きな挑戦だったんじゃないかなと思います。
でも、その歌から伝わってくる想い、表情から感じられるせつなさや沢山のモノっていうのは本当に素晴らしくて・・・。
彼女は本当に気持ちで歌う人だと思っているので、そういう部分が凄く強く伝わってくるんですよね。
例えば「愛は勝つ」を歌っていたときの彼女のように。
なっきぃ、ちさまいの3人が歌う「君の戦法」は・・・もう・・・可愛い！！！とにかく可愛い！！！！
℃-uteの楽曲史上、いやJ-POP史上、世界音楽史上に残る「キュンキュンソング」だと思います！言いすぎ？（笑）
ラジオで聞いて、うわぁ！これはー！！！とか思ってライブを楽しみにしていたら、ライブで見たそれは・・・
ハァ━━━━━━*´Д`━━━━━━ン!!!!
っていうものだけじゃ済まないぐらいのモノでした。。。
歌い方も、なっきぃのセリフもめちゃくちゃ可愛いし・・・振り付けも可愛いし・・・もう可愛さの究極！素晴らしい！
本当にこのアルバムも素晴らしい一枚でしたね。
- ツアー
そして、これらの楽曲を引っさげてのツアーも本当に素晴らしいものでした。
春ツアーでは℃-ute全員が初のソロ！！
今までにも舞美ちゃん、愛理ちゃんのソロはありましたが、今回は５人全員が！！これは本当に凄いことです。
これもやはり一人一人の成長があってこそですよね。その歌からも彼女達一人一人の大きな成長をしっかりと感じることが出来ました。
お互いの成長を感じているからこそ、負けていられない！と思ってもっと頑張るし、それが更に自分自身を成長させてくれる。
愛理ちゃんも最近良くちっさーの歌っていう話をしますけれど、そういう意識もかなり強いんじゃないかなと想います。
そうやって切磋琢磨して高めあっていける、本当に最高の仲間でグループですよね。だから℃-uteは素晴らしいと思うし、そんな℃-uteだからこそ応援したいと思うんです。
夏秋ツアーではダンススペシャルとして素晴らしいダンスステージも魅せてくれました。
ダンスの部分にもかなり重点が置かれてきていて、成長も見せてくれていて。
℃-uteの日で見せてくれたなっきぃのソロダンスであったり、ちさまいのダンスであったり・・・本当に凄いんです。
- ミュージカル
そして、10月には夏秋ツアーも終わった直後であるのにも関わらず、素晴らしいミュージカルも見せてくれましたね。
歌、ダンス、演技、この３つを同時にという話は彼女達も散々していて、悩んでもいたということですけれど、本当にこの経験は大きな糧になったんじゃないかなと思います。
こういった経験を経た彼女達が更に成長しているであろうと確信しているので、また来年のツアーが楽しみになるっていうことですよね、本当に。
今までにやったことがないような役柄を演じる子たちも多くて、そういった意味でも演技という部分の力もかなりついたんじゃないかなって思います。
ちっさーの演じる弱気なメルであったり、舞美ちゃんの演じるなまってるセレンであったり、なっきぃの演じる強気なアシラであったりね。
ダンススペシャルを終えてダンスのスキルもかなり磨かれ成長していたこと間違いない彼女達ですが、
それでも更に上の存在を見て、感じて、或いは別のベクトルのダンスを知って、感じて・・・そこに壁を感じつつも、それをまた乗り越えた。
こうやって一つ一つ壁を乗り越えるたびにまた一つ彼女達は大きくなるんだろうって思います。
歌の力もとても感じるミュージカルでした。彼女達全員での歌も勿論ですが・・・愛理ちゃん、リリィの歌は本当に素晴らしかったですね。
凄く心に響いて・・・伝わって・・・染み込んでくる歌でした・・・いや、歌というより気持ち、心そのもの。
本当に彼女は心で歌うようになったな・・・って思います。
歌、音楽、ライブ、ミュージカルそういった観点から見る℃-uteの2010年も本当に素晴らしい一年だったと思います。
来年もますます楽しみですよね。来年も℃-uteについていくよ！
