ハイパーホビーインタビュー


昨日少し触れたインタビューの内容を書き起こしてみました。
今回インタビューを受けたのは、舞美ちゃんなっきぃ、舞ちゃんの3人。




「バコーン!と℃-uteは突っ走ります!!」


(HHはインタビューアーであるハイパーホビーの略ですね)


HH「まずは新曲“Danceでバコーン!”のお話を。ノリノリな曲ですね」


舞美ちゃん「今回は結構歌い方が難しくて!最初に仮歌を聴いたとき、これまでの℃-uteにないような感じで驚きましたね。
Aメロ、Bメロが粘っこいんですよ!レコーディングの時は思いっきり粘っこくやらなきゃなって、今までに歌った事のない歌い方でガンバリました!」


舞ちゃん「ダンスもすごく激しいんですよね!これまでのダンスの中でもかなりハード。
ちょっとでも気を抜くと、みんなについていけなくなるぐらい激しいんです」


舞美ちゃん「次から次へと振りがあるからね」


舞ちゃん「ダンスレッスンした後、身体のあちこちが痛くなったんですよ!!特に首がすごく痛くなって、下を向けないくらい!
でもすっごくやりがいのあるダンスです。歌詞は“ダンスで全部忘れたい”みたいな内容なんで、まさにその通りのダンスだなって実感しました。
あとは・・・私が歌ってる歌詞が“ちょっと太った”とか“お腹が減ってきた”とかなんですよ!
それはつんく♂さんが遠まわしに、舞になんか言いたいのかなって思って」


HH「(笑)」


舞ちゃん「自分でも、ちょっと感じてた部分があって(笑)痩せなくちゃなって思ってたんですよ。
いろんなダイエットの方法を、お姉ちゃんと一緒に調べてるんです。
“夜は春雨だけを食べる”っていうのをやっていたんですけど、“やっぱり春雨だけじゃ栄養が足りないな”って変なプラス思考が入ってしまい・・・ガンバリます!」


HH「まだまだ成長期ですからねぇ、そんな無理しなくても」


舞美ちゃん「大丈夫大丈夫!」


なっきぃ「大丈夫だよ!」


舞ちゃん「でも共感できる歌詞で、歌いやすいです(笑)」


なっきぃ「私も最初に聴いた時は、ついに℃-uteにもこんな感じの曲が来たなって感じて!
歌い方がすごく特徴的だし、突然来たって感じだったので、最初は不安でした。
この曲を℃-uteが歌ってどうなるのかなって想像つかなかったんですよ。
でも、出来上がったのを聴いてみたら、みんな粘っこく歌っていて、ダンスもガンバらなきゃって思いましたね」


HH「AメロBメロは歌だけじゃなくて、ダンスも大変なんじゃないかなって感じたんですけど・・」


舞美ちゃん「ホント、足とか辛くてフラフラになっちゃうんですよ」


なっきぃ「なるよね〜!その前の前奏も、左右に首を回すから、どっちが前だか分からなくなっちゃうんですよ!」


舞ちゃん「舞はあの時、目つぶってるもん!目が回っちゃうから。
あとは“ジャッジャッジャ!”のところは首が痛くなった原因なんですよ、激しすぎるから」


HH「激しいダンスですけど、結構みんなマネしやすい振り付けですよね」


舞ちゃん「ハロコンのラストのほうでは、お客さんたちが“ジャッジャッジャ!”って一緒に歌ってくれていたので嬉しかったです!
でも、振り付けもやってくれているかどうかは見えないんですよ」


舞美ちゃん「自分たちは上下に首を振っているから客席が見えないんですよね」


なっきぃ「声は聞こえるけど、ちゃんと頭振ってくれてるのかな?って?!」


HH「そうか!そうですよね。でも、みんなちゃんとやっていましたよ!」


舞美ちゃん「ということは、ファンの皆さん、私達も見えていないんじゃないの?!」


なっきぃ「まず1番は見て覚えて、2番からは一緒にやりましょう、みたいな」


舞ちゃん「後は、ダンスでバコーン!のところも、もちろん一緒にやって欲しいです!」


なっきぃ「私は1番と2番の間の、手をクルクル回すのをやってほしい!」


舞ちゃん「え〜、そこ?!」


なっきぃ「自分としては印象的だったんです。なんか面白いなって思って。
後はAメロBメロのクルクルトン、クルクルトンも!」


HH「自分は“今まで溜めたストレスを〜”の両腕を上げて指差すような振り付けが好きですね」


舞美ちゃん「あ〜あそこも一緒にやって欲しい!」


なっきぃ「もう全部やって欲しいよ!」


HH「今回の振り付けは全部やりたくなっちゃいますね。ライブで凄く盛り上がる感じで!黒のステージ衣装もいいですよね」


舞美ちゃん「CDジャケットの白い衣装とのギャップがありますよね」


なっきぃ「この衣装だと、これでバコーンなのみたいな」


舞ちゃん「お店でCDを見たら、こんな激しい曲だとは思わないよね」


HH「カップリングの“これ以上嫌われたくないの”はどうですか?」


舞ちゃん「好きですね!歌詞に入り込むのが好きなんですけど、入り込みやすいですね。何があったんだろうって、助けてあげたくなりますね。
これ以上嫌われたくないなんて、思ったことないからこの歌の主人公はものすごいところまで行っているんだなって」


なっきぃ「ねー、悲しいよね。助けなきゃ!」


舞美ちゃん「私はちょうどレコーディングの時、舞台“秦組10年7月公演 らん”をやっていて、その役となんか歌詞が被るんですよ。
だから感情移入もしやすかったですね」


HH「さて、新曲の事を聞いたところで、今回は色々なことを聞きたいと思って来たんですよ。
2009年から℃-uteは大変だったじゃないですか?そして2010年の℃-uteはどうなんだろうと思って。
正月のハロコン℃-uteを見て、正直ちょっと心配になったんですよ。
5人に減っちゃって、あれ、大丈夫?みたいな」


舞ちゃん「うちらも最初は不安だったよね?ぶっちゃけ、どうしようかと思った」


舞美ちゃん「不安でした。自分たちでも、映像見てみると5人って少なくて、“あれ、これだけ?”って感じてました。そこは自分達の課題でしたね」


HH「SHOCK!も愛理ちゃんがボーカルみたいな感じで、他の4人は悔しかったんじゃないかと思ったんですけど」


舞ちゃん「最初は悔しかったんですけど、“SHOCK!”ではダンスをとにかくガンバって、ダンスが凄く好きになったんですよ。ダンスをもっと上手くなろうって。
今考えると、あれがあったから今がある感じで、ありがたいです」


舞美ちゃん「私ももちろん悔しい気持ちはあったんですけど、自分に与えられたポジションを全力でやらなきゃと思って、ダンスを頑張りましたね」


なっきぃ「私も歌割りを見た時悔しかったです。でも5人での再スタートの1発目にはこういうのもいいんじゃないかなって。
SHOCK!で愛理メインでしたけど、次の“キャンパスライフ〜生まれてきてよかった〜”では皆に歌割りがあったんですよね。
だからその時には、これまで以上に歌を頑張らなきゃいけない、って思いましたね」


HH「そして春のツアー“ショッキングLIVE”を見せてもらって、なんか凄く安心したんですよ」


なっきぃ「私達も5人で初めての単独ツアー“ショッキングLIVE”を無事にやり終えることができて、5人で大丈夫、って安心しました」


舞ちゃん「“ショッキングLIVE”はすごく不安だったんですよ。“5人になって迫力がなくなったな”とか絶対に言われたくなかったんで」


舞美ちゃん「今までずっと見てきてくれた人たちが見に来てくれるわけだから、5人になる前と後でやっぱり比べられますしね」


なっきぃ「それはあるよね」


舞ちゃん「逆にもっとパワフルになった!って言われたいと思って!」


HH「5人それぞれのソロ曲もあって、素晴らしかったですよ!」


舞ちゃん「ぶっちゃけ、それまではコンサートでソロを歌ったことはなかったので“ヤバイ!頑張らなきゃ!!”って思いましたね」


舞美ちゃん「結構メンバーが5人になって“SHOCK!”で新しい事に挑戦して、“ショッキングLIVE”でも色々な事に挑戦して、
メンバー皆に新たな可能性が出てきたんじゃないかな?」


舞ちゃん「色々精神面も鍛えられました!」


HH「そして夏のハロコン“ファンコラ!”では色々な曲を歌いましたよね」


舞ちゃん「なんかあっという間だったよね」


なっきぃ「毎回曲が違うから、1回しかやらない曲もあったりして」


舞ちゃん「プレッシャーもあったよね」


舞美ちゃん「特に私はいつもツアーの最初はすっごく緊張するんです。舞台袖でもメンバーに“あそこはああだよね?”とか“ここはこうだよね?”とか確認しないと気が済まないんですよ。
ツアーが進むとなくなるんですけど、“ファンコラ!”は常にそういう状態でしたね」


なっきぃ「後は応援席に座っていることも多いので、“あっこの曲いいな!”とか“この曲の振り付け可愛いな!”とか発見があって面白かったですね」


HH「応援席の盛り上がり方が、正月よりも凄かった気がするんですが?」


なっきぃ「応援席で何回も立ったりしていたよね!それに、前までは毎回曲が全部一緒だから、応援席も振り付けが決まっていたりしたんですよ。
今回は毎回曲が違うので、みんなで自由にやっていたりしたからっていうのもあるのかな?」


舞ちゃん「そうだよね。中野では、スマイレージ福田花音ちゃんと一緒にBerryz工房が“抱きしめて 抱きしめて”と“ギャグ100回分愛してください”を歌ってるときに、
私達で好き勝手に振り付けをして踊ってたんですよ!それが楽しくて楽しくて!汗かいちゃいましたもん!応援席で。
楽屋戻ってから“応援席なのになんでこんな汗かいてるんだろ?!”って」


全員「(笑)」


HH「今回のハロコンは、凄く良かったですよね。自分はたまたま名古屋も見に行ったんですよ。
名古屋で歌った“忘れたくない夏”と“夏DOKI リップスティック”良かったですね」


舞美ちゃん忘れたくない夏は久しぶりでしたね」


なっきぃ「あの曲、すごい名曲」


舞ちゃん「夏DOKI リップスティックは5人でやったのは初めてですからね。いつもは見てるだけだったんで、
あぁ、舞美ちゃん、間奏のダンスが大変そうだなって思ってたんですよ!」


HH「まさか、間奏の振りまで全員でやるとは思いませんでした。あれは舞美ちゃんが教えたりしたんですか?」


舞美ちゃん「そうですね、教えました!」


HH「個人的に歌えて嬉しかった曲はありますか?」


舞ちゃん「BABY!恋にKNOCK OUT!が大好きなんで、プッチモニVで歌えたのが嬉しかったですね」


なっきぃ「あれは私も嬉しかった!」


舞美ちゃん「私はHigh-Kingで“抱いてよ!PLEASE GO ON!”をやらせてもらったんです。
その曲は、私がまだハロー!プロジェクトキッズのときのハロコン(2005夏の歌謡ショー)で、後藤さんのバックで踊っていた曲なんです」


なっきぃ&舞ちゃん「あ〜!踊ってた!」


舞美ちゃん「4人の選抜メンバーで、後藤さんの横で踊ってたんですけど、あの時は凄い苦労したんですよ。
ダンスの先生にめちゃめちゃ怒られながら、時間をかけてレッスンしましたね。
そのときからどれくらい成長できたかを、皆さんに見せられたらいいなと思って。歌えてすごく良かったです」


HH「あの曲はHigh-King全員気合いが違いましたよね」


舞ちゃん「見ててめちゃめちゃ鳥肌立ったもん!愛理と2人で“鳥肌立つ〜!”って」


HH「その頃萩原さんと中島さんは松浦亜弥さんのバックで踊ってた記憶があるんですが・・・」


舞ちゃん「あ!GOOD BYE 夏男ですね!」


なっきぃ「あれ大変だったんですよ!」


舞ちゃん「あれは、私となっきぃは本当に大変でした。ダンスとか未経験だったんで、ダンスレッスンでいつも居残り組だったんですよ。
特にGOOD BYE 夏男は大変で、早く来て練習したりしていましたね。なっきぃは1回その居残り組から卒業したんですよ!」


なっきぃ「私が卒業しちゃって、舞と千聖が最後まで残っていたんだよね」


舞ちゃん「もう目をつけられてるんで、すぐに注意されるんですよ。それで1曲みんなの前で踊ってみろって言われて、
“やれないならもうコンサート出なくていい!”って言われて“わーん”って泣いちゃったり」


なっきぃ「それは泣いちゃうよね〜」


舞美ちゃん「頑張ったね!でも私も最初は全然できなくて居残り組でしたよ。
最初にモーニング娘。さんの後ろで踊った時とか、大体居残り組は舞ちゃんと岡井ちゃんとか年少組なんですけど、
1人だけ最年長の背の高い私がいたりして」


なっきぃ「それから比べると成長したね、私たち!」


HH「キッズに入ってからちょうど8年ぐらいなんですよね」


舞美ちゃん「もう8年だよ!舞ちゃんなんか、人生の半分以上だよね」


なっきぃ「早貴、ちょうど今半分だ!」


舞美ちゃん「わ、凄い!」


HH「そして℃-uteコンサートツアー2010夏秋〜ダンススペシャル!!超占イト〜が始まります!」


舞ちゃん「舞はいつも、セットリスト貰うと、どんなライブになるか妄想しちゃうんですけど、もうヤバイです!
皆さん、Tシャツは2枚・・・いや3枚持ってきたほうがいいですよ!
後はちゃんと筋トレをしてから来たほうがいいですね。舞も今ずっと筋トレやってますから!」


HH「ダンススペシャルというだけあるんですね!これからの℃-uteはどうなっていきますかね?」


舞美ちゃん「まだまだ課題は山ほどあるんですけど、1つ1つクリアにしていきたいと思います。
色々と挑戦する機会を与えていただいているので、その中でモノにしていきたいと思います」


舞ちゃん「2009年は色々あったんですけど、2010年は逆になんかスタートだなって思ってるし、新しい℃-uteを皆さんに見てほしいなって気持ちが出てきました。
℃-uteらしさを持ちつつ、夢はビッグに東京ドームを目指して、頑張ります!」


なっきぃDanceでバコーン!があって、ダンススペシャル!!じゃないですか。
だからつんく♂さん的に℃-uteはダンスが踊れるグループと思ってくれているのかなって。
そのイメージを崩さないように頑張るのはもちろんですが、皆さんに“℃-uteスゴイ!”って言われるように頑張りたいですね」


舞美ちゃん「見に来てくださった皆さんの期待以上になるように、頑張ります!!」