らん


様々な登場人物がいて、それぞれの生き様が描かれているわけですが、人。
一つの大きなテーマとして「人」っていうのがあるんだろうなっていうのは感じていて。


それが、「他人」っていうのではなくて、「自分」なんだろうなっていうことも。
そういう意味で凄くむかむかするような気持ちの悪い部分があって。
自分の中にある優しさ、思いやり、愛、そして醜さ。全てをさらけ出されているかのような感じすらして。



ただ、そういう物語の話とは別に、らん自体が舞美ちゃんに重なる部分が多々あって。
きっとそれが自分が感じた喪失感のようなものに繋がっていて、何とも言えないぐらいに苦しくて。
彼女自身の云々っていう話はまた次に。