The Second Movement


2007年の夏にBuono!が結成されてからもう2年半以上。
結成一周年のライブは仕事で見に行くことが出来なかったけれど、それから後のライブは全て見に行っています。
この2年半の間に彼女達自身も年を重ねて、経験を経て、Buono!としてのリリースも重ね、
新しい曲やアルバムをリリースするたびに彼女達の新しい表現が加わり、彼女達の新しい可能性が開かれて。
そういう2年半。そういった彼女達自身の成長から感じる変化っていうのももちろんあって。


今回のライブでは、また新しい彼女達を感じることが出来るんじゃないかなと思っています。自分はそうだった。
そして、そんな彼女達の新しい魅力を感じると同時に、まだまだこれからというか、もっともっと行ける!そんな確信のようなものも同時に持った。
まだまだ成長できる余地があるというか、伸びしろがあるというか、そういうことを凄く感じたんですよね。
今までもそういうことを何処かしらで感じていたのかもしれないんですけど、今回は特に強く感じました。彼女達自身の中にも。
そして、ライブとして言うならば・・・いや、そんな風に分けることも最早あれかもしれないけれど。


最近のインタビューなどでも、デビューした当初は「一曲限定のユニットだと思っていた」と彼女達は話していて。
それはきっと本当にその通りだったんだろうと思う。そこから続いて、1曲、2曲・・・アルバム・・・ライブ。
そうやっていくうちにどんどん彼女達の中でのBuono!に対しての欲求、Buono!としての探究心、向上心っていうものがどんどん強くなっていったんじゃないかなって思う。


そして・・・ドルチェが居る。
彼女達がどのような事を感じてきて、今どういう風なのかっていうこともそこまでは自分には分からないのだけれど。
ただ、ライブだったり、色々な映像だったりでBuono!と一緒に居る姿を見ていると・・・確実に確実に近くなっているんだろうなって思う。
その距離、実距離も心の距離も含めて。
バックバンドとヴォーカル、最初はきっとそうだったのかもしれない。それが少しずつ少しずつ・・・一つになっていく。
同じステージに立って、同じライブを表現する、奏でる者として。


だから今、2年半という時を経て・・・


Buono!、ドルチェ、7人揃ってWe are Buono!


そう高らかに宣言することが出来るようになったっていうことなんだろう。
あのライブを見てからそんな事を考えています。


Buono!の第二楽章は今まさに始まった。
そんな風に感じさせてくれるライブでした。