一つ


無事に帰宅しました。
メンバーも皆それぞれ、無事に着いたかな?
日付変わって、今日からまた新しい道を歩き始める6人。


昨日の話を少し。




梅さんスペシャル、千秋楽スペシャルの曲は「忘れたくない夏」でした。
きっと、これが梅さんの想い、℃-uteの想い、そして自分達の。
その場で、今までありがとうとか、応援してるとか、そういう気持ちももちろん沢山あって、そういう言葉もかけたいんだけれど、
きっとそれだけじゃ足りないぐらいの感謝の気持ちとか、好きだっていう気持ちとか、そういう気持ちが溢れてきてしまうから。
だから、忘れないこと。決して忘れないこと。一つ一つの時間や記憶や思い出をこれからも大切にしていくこと。
それがきっと最大にして最高の感謝の気持ちの表し方の一つなんだって、きっとそう思った、感じたんじゃないかって想像する。


忘れないではなく。
忘れられないでもなく。
忘れたくない。


忘れたくないっていう言葉には、歌には凄く強い強い気持ちが込められていると思う。
何よりも大切にしたくて、決して忘れたくなくて、ずぅっと守っていきたいもの。そんな気持ちが込められた歌。


昼公演、アンコール明け、桜チラリを歌う℃-ute
そして、その後に舞美ちゃんが話を始めて・・・スペシャルに。


歌うのは梅田えりか、一人。そして、それを周りに居る5人が囲んで一緒になって。輪を作り、肩を組んで、一緒に。
既にその時点で涙が出てきてしまっているちっさーなっきぃ。一生懸命笑顔で居ようっていう気持ちが痛いぐらいに伝わってくる舞美ちゃん
唇をかみ締める舞ちゃん。目がもうどうにもならないぐらいになっているのに我慢している愛理ちゃん。
そんな5人に囲まれながら、歌う梅さん。
梅さんの目も潤んでる。でも、素敵な歌。本当に素敵な歌。梅さんの優しさが沢山詰まったその歌声を最後までしっかりと届けてくれた。
本当にありがとう。


そして、夜公演。
アンコール前のSHINESで黄色いタオルを目一杯に会場中のファンで回す。
そして、アンコール。一面に広がる黄色いサイリウム。その色は最後の最後までずぅっと変わることはなかった。
自分が見てきた色々な公演、誰かが卒業していく公演もあったけれど、サイリウムの色が一つになっても、それが最後まで続いたっていうことは正直ほとんど記憶にない。
これがきっと皆の気持ちで、想いなんだろうって思う。℃-ute℃-uteが好きな人たち。


その中で、梅さんに言葉をかける舞美ちゃん。言葉にならない。
でも、しっかりしなきゃって・・・伝える。
今まで梅さんがどういう風な形で℃-uteの皆を支えてくれたかっていうこと、守ってくれたかっていうこと、愛してくれたかっていうこと。
そんな梅さんの分もこれからは自分が。
だから安心して、そう伝える、梅さんに負けないぐらいに優しい我らがキューティーリーダー。


これからもずぅっと頑張っていきます。今までのことも全部含めて、力に変えて。
会える機会は少なくなってしまうかもしれないけれど、でもきっとまた会えるようにって。
また皆に会えるように精一杯頑張ります。
そう伝えてくれた梅さん。
その、またがいつなのかは分からない、けれど、その言葉が、気持ちが何より優しくて温かい。
そして、歌い始める梅さん、℃-ute


昼は一人で最後まで本当に頼もしいぐらいにしっかりと歌いきってくれた梅さん。
でも、夜は・・・涙で声が出ないぐらいになってしまって・・・けれど。
それを皆で歌う。舞美ちゃんが、なっきぃが、愛理ちゃんが、ちっさーが、舞ちゃんが、そして梅さんが、℃-uteの事が大好きな人たちが。
℃-uteの皆だって泣いてる、声だってどれだけ出ているのか分からない。
自分達だって泣いてる、どんな風に歌えているのかも分からない。
あんな風に歌う℃-uteは今まで見たことない。
でも、その歌に込められた気持ちは今までのどんな時よりも強かったはず。
皆一緒なんだ。気持ちは。忘れない、忘れたくないんだ、今を今までのことを何もかも。


そして・・・皆で歌い終えた後、最後の都会っ子純情
最後なんだから盛り上げてって、何とかして涙を拭いてって思っていたのだけれど、でも舞美ちゃんが「6人で歌う最後の都会っ子純情聞いてください」
って言った瞬間に、またどうしょうもないぐらいの物がこみ上げてきてしまって・・・。
それでも声出して、皆で歌って、盛り上げて・・・だけど、曲が進んでいく内に、この曲が終わっちゃうと梅さんが卒業しちゃうとか、
そんな事を考えてしまったどうしょうもない自分はまた泣いてしまって・・・そんな風にして曲が終わってしまった。
何をやってるんだって思った時には既に遅くて、何をどうすればいいのかも分からなくて・・・
そして、メンバーが後ろに下がって行く。


時間を引き戻すではないけれど、幾らおめでとうって言ったって、頑張れって言ったって、それでも今が少しでも長く続けばっていう気持ちがあって。
そういう気持ちで、今のこの時間よ少しでも遅く、少しでも長くっていう想いで、再びえりかコールが始まる。
出てくるかなんてことも分からないけれど、自分勝手かもしれないけれど、でも・・・精一杯に。
そして・・・℃-uteは再びそこに立ってくれた。


そして、梅さんが涙で目をいっぱいにしながら言う。


「何で皆さんそんなに優しいんですか?」


それは


梅さんが好きだからだよ
梅さんが優しいからだよ
℃-uteが好きだからだよ


そうなんだって。


そして、梅さんは、今まで言おうと思っていたことがあるって話して・・・。


「言いたかったことがあります!他のどのファンの人たちよりも℃-uteのファンの皆さんが最高です!」


そんな風な言葉をかけてくれた。


それに自分がどういう言葉を返していいのかは分からないけれど、でも。
それは最高のファンが集まったっていうことではなくって、℃-uteだからこそなんだって思う。
℃-uteが好きな人たちは、色々なきっかけが人それぞれにあるけれど、でも、℃-uteの優しさや、温かさに惹かれた人たちの集まりで、
だからそんな℃-uteが好きだから、そんな℃-uteのようにありたいと願い、思い、その結果なんだって思う。
℃-uteだから。だからだよ。


そして、最後に梅さんが希望したのは、皆で「えりかMAXMAX」梅さんの大好きなあれをやることだった。


皆で思い切りジャンプしながら、えりか〜MAXMAXと両手をクロスさせる。盛り上がる会場。
最後の最後にこんな風な言葉をかけてくれて、こんな風に盛り上げてくれる、そんな梅さんが大好きだ。ありがとう。
もう、皆の涙は止まった。


そして、本当の最後。舞美ちゃんが、皆で・・・「℃-uteでした」をやりたいって話して。
いつもライブの最後など、彼女達が捌けていく時にしてくれる挨拶、それを皆で。


皆で、「℃-uteでした!」、℃-uteの「℃」の文字を作りながらの挨拶。
まさにそれなんだろうって思う。
8人目の℃-uteだとかそういう話もあるけれど、そういうものを本当に体で感じた瞬間、時間だった。
皆で℃-ute、8人も7人も6人も、これからの5人も、皆ずぅっとこれからも、そして℃-uteが好きな人たちも。
皆合わせて℃-uteなんだって、そう思った。


℃-uteが大好きで、℃-uteを好きな人たちが大好きで、その人たちが一緒に居られる時間が大好きで、大切で、そういう気持ちを強く感じた公演でした。
本当にありがとう。


きっと、もしかしたらこれから先、そこに梅さんが居ない寂しさを感じることはあるのかもしれないけれど。
でもね、その時はその時でそれもそのままに受け止めながら進むことにするよ。
それもきっと忘れないっていうことだと思うから。


℃-uteはいつまでも℃-uteだ。