自分


これはエッグに限った話じゃないですけど、やっぱりステージに立つ人には「自信」って凄く大事なんだろうって思います。
どんなに練習しても、レッスンを受けても自分に自信が持てずに、本番では思い切ったパフォーマンスが出来なくて、
不安ばかり、失敗しないかな?とかちゃんと出来てるかな?とかそんな後ろ向きな気持ちばかりでやっていたら、折角のパフォーマンスの魅力も半減、しちゃうんだろうなぁきっと。


でもね、誰だって最初は凄く緊張とかも沢山あるし、そしてそういう緊張っていうのは慣れなんかで消すことが出来るものじゃなくって。
ただ、自分に自信が持てなかったり、不安が大きかったりするとその緊張がそのままマイナスに働いてしまうんじゃないかなと思う。
でも、緊張とかドキドキ感みたいなものを、日々の練習だったり、色々感じたことだったりを通して自分自身に対する理解を深めていって・・・
そんな風にやっていくと、自分に対しての自信っていうものが頑張った分だけついてくるものなんじゃないかなと思います。
ダンスにしても歌にしても沢山のことを練習しているであろう彼女達ですけど、今まで過ごしてきた時間はそれぞれ違うわけだし、経験も違う、
だから得意不得意とかもあるのも当然で、全員が全員に何でも出来るわけじゃない。
そして、最初はきっと誰かと比べて自分はこれが出来ない、あれが出来ない・・・そんな風に思ってしまったりして、それが更に自分自身を小さくしてしまう。
彼女達は特にレッスンとかも皆で受けることが多いだろうから、そんなこともきっとあるのかもしれないって思う。けれど、そういう部分をもっともっと努力して乗り越えていって・・・
不得意だったことを得意にするっていうことも凄いことだと思うけれど、それ以上に不得意なことでもちゃんと自分自身として認めてあげることが出来るというか、それって凄く大事だと思うんですよね。


自分の弱さや強さも全部自分で受け止めて、自分は自分、自分に出来る精一杯でやればいい。そういう一つの結論みたいなものにたどり着く・・・のかなぁ・・・なんて何となく思ってます。


前はね、新人公演を見ていて時々凄く心細い目をしている子とかが結構居たりして、思わず、負けるな!頑張れ!・・・って応援や声援を送りたくなってしまうようなことがありました。
でも・・・そういう目をする子が毎回どんどん少なくなっていくんですね。
目っていう意味では昨日も書いたように、明梨ちゃんとかこなっちゃんが個人的には凄く印象に残ったんですけど、
本当に頼もしくなったなぁ・・・って思いました。他の子たちだって、本当に凄いんです。
ステージに立つ人ではない自分には想像でしか分からないけれど、あれだけの人の前に立って、歌って踊るっていうことがどれだけ凄いことか。
いくら自分が好きだって、憧れだって言ったって、緊張するものは絶対緊張するし、日々色々不安に思ったりすることだってきっとある。
でも、そういうものを全部乗り越えてあんなにも素晴らしい表情であれだけのパフォーマンスを見せてくれた彼女達をとても尊敬しています。