色々考える


昨日は娘。のデビュー11周年だったんですよね。
時間が少しあるときとか、あるいは寝る前とかに自分なりに11年っていうものを少しずつ振り返ったりしている今日この頃。
ホント、あの頃、愛の種を売り歩いていた子たちを見ていた人自体は結構沢山居ると思うけれど。
それでも、その人たちの中で、あの子たちがあれだけ大ヒット飛ばして、国民的アイドルなんて呼ばれるようになっちゃったりして、
更にはその子たちから始まって、気づいたらどんどん仲間が増えて・・・11年も続いて・・・
なんて事を想像していた人はいなかったんだろうと思う。自分だって想像もできなかったことだらけでね。




彼女達に対して取る自分のスタンスも凄く変わったと自分で思う。
うーん・・・あの頃はここまで深く入り込むとは自分自身でも思ってなかったなぁ・・・何がきっかけなんだろう・・・
気持ちのアップダウンは自分自身の中でも確かにあった。
それこそその昔も凄く深く入り込んでいたというか、凄く凄く好きだって思っていた時期は確かにあって。
けれど、今の自分の心境や気持ちと比べるとあの頃の気持ちっていうのは・・・凄く自分勝手だったなって思う。
次々起こる予期せぬ出来事、好きだったグループが解散したり、誰かが居なくなったり、メンバーがいきなり入れ替わったり・・・沢山のことがあって。
あの頃の自分はそういう出来事に対してあまりに抵抗力がなくて・・・というか自分自身の中で受け止め切れなかったんだろうなぁ。
自分の中で受け止め切れなくて、自分自身の中で処理しきれないもやもやした気持ちや、憤りみたいなものをぶつける相手を常に探してた。そんな時期もあった。
好きだ好きだって言ったって、結局どこまで自分自身が好きだと言っていた彼女達のことを当時の自分は考えてあげることができていたんだろうと思うと・・・正直自信がない。
自分のことばかりで、自分が辛いとか苦しいとかそんな愚痴ばかりでね。相手のことを考える余裕すら持ってなかった。


今は少しは・・・自分ばかりじゃなくて、彼女達の気持ちももっと考えることができるようになった・・・かな。
「好き」という言葉の定義も定まっているものではないかもしれないけれど、その言葉の中には「思いやり」という、好きな相手のことを思いやる気持ちも含まれていて欲しいと思う。
相手が居てこそ成り立つ想いだと思うし、二つで一つ。独りよがりの「好き」なんて、成立しないんじゃないか。


普遍的に色々な所に存在しているはずの言葉で、想いなのだけれど・・・こんなことを考えるようになったのも間違いなく彼女達のお陰なんだろうなって思う。
今年のエルダーのライブを見ていて、限られた曲やパフォーマンスの中にも凄くこれまでの11年を感じることができたっていうことは書いたこともあるんですけど、
週末の横アリではワンダのメンバーと全員で一緒になるステージで。
ハロプロの今までの11年を感じながら、これから先に見える新しい何かみたいなものを感じれるステージになるんじゃないかななんて自身の希望も含めて思ってます。