グループ


個人的な細かい好き嫌いとか嗜好っていうのを文章にして表現するのは難しいんですけど、
グループで歌う曲にはその曲なりの、個人とか少人数のユニットで歌う曲にはそういう曲独自の判断基準みたいなものはあるのかもしれません。
昨日のMADAYADEイベントのレポでも少し触れたんですけど、グループで歌う曲の良さって色々とあると思うんですね。
その中でも自分は各メンバーがそれぞれの場所でそれぞれの役割をきちんと果たして全員で一緒にその世界を作り上げている感じが伝わってくる曲が好き。
全員でって言っても、全員均等にパート割りがあるとかそういう意味じゃなくってね。
むしろパート割とかは大して重要な要素じゃない。
ダンスという部分にしても、ハモリ、コーラスワークというものにしても、1人じゃ決してできないもの、表現できないもの。
それを表現できるのがグループの良さでもあると思っているので、それぞれのパートでそれぞれが全力で。
メインパートを任されている子だけ頑張ればいいんじゃないのだからね。色々な要素が集まって一つの曲を作ってる。
そういう部分でも、音の厚みや、この子達ならでは!って感じられる曲が大好きで。




娘。のリゾナントブルー。
今の娘。だとメインは愛ちゃんとれいなっていう二人が多いと思うんですけど、この曲はその二人だけじゃ決して作れないだろうって思う曲。
「リゾナント」、共鳴とか反響を意味する言葉。
そのタイトル通りに、メンバー同士の声の共鳴、コーラスワークっていうものが凄く伝わってくる曲だったんですね。
そう、昔から娘。ファンの間には「推しメンのパート割りが多い、少ない」なんて話がずぅっと長きに渡ってありまして。娘。だけじゃないだろうけれどね。
今回の曲も多分に漏れずそんな話もあってね。
でも、誰がメインを歌う歌わないっていう部分に囚われすぎだよなぁ・・・と思うことが凄く多い。
グループとして出している、歌っている曲を、2,3人のメンバーがどうこうっていう観点からしか捉えられないっていうのはどうだろう。
娘。に限った話ではないけれどね。
CDで聞いてもそうだったし、PV見たり、実際にライブで見ても感じましたけどね。
娘。のグループとしての実力を再発見できた、そんな曲でした。