携帯小説家その4


そう、良く演技、舞台にしてもミュージカルにしても役作りとかあるじゃないですか。
自分に似ているキャラクターを演じるとか、自分とは正反対のキャラクターを演じるとか。
役作りするためにその役になりきるとか、世界に入り込むとか色々あるとは思うんですけどね。


でも、結局皆自分が持っている物の中から色々ひっぱり出しているんじゃないかなって思うんですよね。
演じるっていうけれど、他人を演じているというよりも、自分の中から色々な物、キャラクターとか性格とか声とかイメージとか、
自分の中に元々持っているものを出してその役を作っているというか。
なんか分かりづらいですけど、だからどんな役を演じるにしても絶対その人らしさっていうのが感じられるんじゃないかなって思っていて。
それが個性なんだと思うし、だからこそ違う役者の人が同じ台本の舞台を演じても違うものになるんだと思う。


だから、誰かの演技を見ていて「まるで○○ちゃんじゃないみたい」なんて思うこともあるかもしれないけれど、
「凄く○○ちゃんらしいよね」みたいに感じるのもいいんじゃないかなって思うんですね。
要は自分なりのその役を見せることが出来ればいいと思っていて。


なので、確かにキヨカだったり、マコトだったり、アキヨシだったりするのだけれど。
その端々に℃-uteらしさも感じられるのがまた凄くいいんじゃないかなって思うんですね。
まぁ、ファンだからっていうこその部分でもあるんですけどね。
そういう部分も含めて、とても楽しい時間でした。