音・歌


コンサートツアーが始まると、そのセットリストをウォークマンとかiPodとかにセットして、
それを普段から聴くようにする人とか居ますよね。
別に予習のためっていうばかりでもないと思うんですけど、そういう側面もあるかもしれない。
後は、何ていうかコンサートを実際に見た後に余韻が残って、もっとこの続きを見たいとか、聴きたいとか。
そういう想いが影響してくるんじゃないかなって思ったりしていて。


だからそのツアーで歌われる曲を聴く回数がその時期に凄く増えたりする。
コンサートでの印象が良ければなお更のこと。
別に亜弥ちゃんに限ったことではなくて、今まで誰のツアーに参加してもそういうことはあったんですけどね。
去年のダブルレインボウの頃は・・・本当にダブルレインボウばかり聴いていました。
もちろんアルバム自体が凄くお気に入りだったっていうのもあるのだけれど、
実際にコンサートで見て、凄く凄く楽しくて、素敵で、更に好きになって。
もっとこれらの曲を楽しみたいっていう想いがあって、もっと聴くようになって・・・そんな感じかも。


そして、あの時は自分自身も何となくの感覚でしかなかったのだけれど・・・
アルバム聴いていると・・・またコンサートに行きたくなるんですね。
そういう感じで居て、川口、そして愛知って自分自身も参加数を増やしていったんですけれど。
あの時はその理由がはっきりとは分からなくて。
けれど、あれから半年以上経って、今再びツアーが始まって。
またダブルレインボウを聴く回数が凄く増えました。最近の自分。
そうやって聴いていて、本当に素敵な曲だな・・・って改めて感じる部分もありつつ・・・
どこかで何か物足りなさのようなものを感じている自分が居ることに気づいたんですね。


もちろんCDというものは今も昔も大切なアイテムで、世の中の多くの人に歌を届けるための大切なもの。
けれど、一体このCDで、その歌手の歌う歌の何パーセントが伝わるんだろう?って考えた。
こうしてアルバムを聴きながら書いている今も、何か違うって感じている自分が居て。
もちろん会場の熱気とか空気とか空間の影響っていうのもあるのだけれど、そんな部分は些細なもので、
彼女の歌自身、歌声そのものから感じられる違い。
自分の想像とか膨らませて多少なりともカバーは出来るのかもしれないけれど、やっぱり埋められないものがあって。
何ていうか、CDにはCDでもちろんその歌手の全力で歌った歌声を詰め込むのだろうけれど、
それだけじゃ表せないような部分があるのかなって思う。
だからきっと、こういうCDが持つ役割っていうのは多くの人にきっかけを与えることというか。
曲を聴いて興味を持ってもらって、実際にコンサートに足を運んでもらって・・・更に好きになるっていう結果に結びつくきっかけ。


上手くは言えないのだけれど、CDから聞こえる歌と、実際にライブで聴く歌の違い、差。
そんなものこそがその人の所謂実力って言われるものなのかもしれない。
そんなことを考えたりします。
もちろんライブでの歌と、CDの歌との意味合いや意義も違うものだとは思うのだけれどね。


バーっと書きましたけど・・・何ていうかコンサート終わって、曲をまた聴いて。
あの時の余韻に浸りながらというか、思い出しながらというか・・・そんな感じで居るのがまたとても楽しくて。
まるで毎日亜弥コン行ってるみたいな!
・・・さすがに言いすぎだけど(笑)
という感じに過ごしてます。