B.L.Tよりその3


藤本美貴6thシングル「置き手紙」発売中です♪
藤本美貴初主演舞台「HAKANA」明治座にて開演中


置き手紙

置き手紙


http://www.meijiza.co.jp/info/2008/04/main.html (明治座公演情報)


http://blog.goo.ne.jp/hakana_2008_04 (HAKANA公式ブログ)


B.L.Tよりのインタビューその3。


Q.実際に歌ってみて、これまでやってきた曲と歌い方などは変わりました?


「今までは映像あっての歌だったと思うんですよ。その中で一生懸命表現してたつもりだったけど。
でも今回の曲は声だけで伝わる歌じゃないといけないんです。
画面に頼ってちゃいけないぞ、っていう(笑)
画面があると切ない顔をすれば切ない歌に聞こえるじゃないですか。
でも今回の曲は声だけ、歌だけで曲の映像が浮かんでくるように歌えればいいなと思います。
だから難しいけど、やりがいのある歌だなと思いますね」


なるほど・・・これはまた新しい一面というか発見というか。
映像あっての歌っていうのは言い得て妙だなぁ・・・


確かに今までの立場的には最初のソロ時代にしても、娘。にしてもGAMにしても・・・
ビジュアル的な面とかルックス的な面っていうのはPVにしてもプロモーションにしても、
必ずついて回る要素ではあったし、もちろん今回の曲だってPVはあるから皆無っていうわけではないんだけどね。
でも、比重は明らかに全然違うんだろうなぁ・・・魅せる、踊るっていう部分もないわけだしね。
そう言う部分でも、やはり相当な高さの”壁”はあるんだろうなっていうのは自分も何となくわかるしね。
その辺の壁というか”違い”みたいなものはきっと自分が先日の大阪での収録で感じた、
堀内さんが歌う「置き手紙」と美貴ちゃんが歌う「置き手紙」の違い・・・なんだろうねきっと。
でもきっとその辺りの違いは、美貴ちゃん自身が肌でもっと直接的に感じ取っているんだろうなと思う。
でも、決して堀内さんを目指せっていうことではなくって。
彼女なりのやり方というか道を見つけるために頑張っていく・・・っていうことなんだろうな。


Q.今までのファンに加えて、新たなファン層にまで広がりそうですよね。


「そうですね。今までのファンの人にももちろん聴いてほしいし、
お母さんやおじいちゃん、おばあちゃん世代の人にも聴いてほしい。
別に私を見てもらわなくてもいいんです。
やっぱり見てもらうと、“アイドルが頑張ってるね”っていう感じに見えちゃうから。
だから初めはラジオから聴いてもらうのもいいな。
誰が歌ってるか分からないけど、この歌いいねっていう風になれれば・・・」


この言葉もビジュアルという要素に絡んでいるわけだけれど・・・
視覚という物、目に見える物からもたらされる感想とか、印象とかも沢山あると思うんですが、
もたらされる物が決して”良い物”ばかりではないっていうことを端的に話しているというか。
美貴ちゃん自身、そういう評価とか反応とかをずっと肌で感じてきたんだろうなぁ・・・この6年。
”見た目”からもたらされる感想、”可愛い”だったり”綺麗”だったりという好印象なものもあれば、
”偏見”だったり”先入観”だったりというものを生み出す要因にもなり得る。
そういうことを直に感じていたんだろうねきっと。


そういった意味でも、彼女が今まさに進もうとしている道は・・・決して平坦な物じゃないんだよね。
それを今実際に少しずつ実感しながら進んでいるんだろうな・・・。
それを自分なりに見守って、応援していけたらいいな。