キューティーミュージカル


全ての公演を最後まで全員揃って駆け抜けました。
そんな彼女たちに、先ずは何よりも、胸いっぱいのありがとう。


でも、すでに始まっているんだよね。彼女たちの言葉通りに。次へのステップだ。
また新しい扉が開いた、きっかけや、ヒントや、出会いもあった。
あとは、それをどう活かすかは自分次第。


でも、℃-uteだから。℃-uteならば。




リリィ、愛理ちゃんの歌、凄くよかった。本当によかった。
よかったとか凄いとか、それ以外の言葉も何か・・と思うのだけれど、その一言に集約されてしまう気もする。


自分にとって4回目となった今夜の観劇。
初めて、涙が流れてきてしまった。
何がどうとかも細かい話も沢山あるのだろうけれど、ただただひたすらに感動して、心掴まれて・・・


歌が好きなんだよね。
うん。
彼女の最後の言葉でも語られていたけれど、歌で表現すること。
℃-uteの舞台では、初めての主役で、プレッシャーもあって・・・と話す彼女。


主役が誰だとか、そういう話は抜きにして、
彼女が真摯にリリィという人と向き合って、それを表現しようとしていたことはとてもよくわかるから。伝わってきていたから。


キャラクターの話も色々あるかと思うのですが、鈴木愛理という人の魅力が凄く伝わる舞台であったと感じています。


彼女の優しさ、見ているだけで癒されるほんわかした何とも言えない柔らかさ。
そして、気持ちがこもった、心で歌う、届ける歌。
彼女のことを全く知らなかった人が見たらきっと驚くんじゃないかな。
あんな風に、わきゃわきゃしていたかと思ったら、あんなにも素敵な歌を届けてくれる、そんな姿にも。


I Remember you


忘れないよ。



例えば、脚本はそのままでは、言葉や文章、文字の羅列にすぎないかもしれない。勿論その背景に沢山の想いや思慮や気持ちがあるのだけれど。


でも、その言葉に心をこめて、魂をこめて、命を吹き込む人たちが居る。
脚本、台本の中に書かれた言葉や文章だけからしか何かを読み取ろうとしなければ、きっとそれしか伝わらないでしょう。
でも、そこに込められた書き手の人の気持ちや、それを演じて命を与える人たちの気持ちも感じたいのです。


I Remember



この子がこんな風にこのキャラクターをとか、この子はこんな子だけれどこんな風に演じてみたら面白いんじゃないかな?とか。
そういう風に考えて、想って、気持ちを込めて脚本を書いてくださっていることも、いつもいつも凄く伝わってきております。


℃-uteだからこその舞台。


それは、℃-uteが演じているから、℃-uteがそこに居るからということも当然あるんですけれど、
それだけじゃなくて、℃-uteを想って書いてくださる方が居て、℃-uteの心や姿に惹かれて一緒に作り上げようという気持ちで取り組んでくださる共演者の方々がいて、だからこそなんだろうと思います。


I Remember



着実に一歩一歩、深くなっていっているんだなぁ・・・ということも伝わってきました。
同化というか・・・誰かが演じる誰かではなくて、その人自身になっていく・・・その過程が感じられるのが凄く素敵だと思うし、それが凄いところなのだろうとも思うし、嬉しくて。


まだまだ色々あると思うんですが、少しずつ少しずつ、大切に大切に。


I Remember you