駆け抜ける
千秋楽まで本当にお疲れ様でした。
これからの色々な何かが更に楽しみになるような、そんな舞台でした。
本当に・・・これから・・・きっと彼女の中でも更に大きな確かな何かが広がっているんじゃないかなと思います。
本当に素晴らしい何かを観させてもらいました。
その何かというのを一言で、簡単に語るのは凄く難しそうで・・・或いは実は凄くあっさりとしているものなのかもしれないのですが。
人としての生き方を問われているような舞台で。
こんな生き方をする人が居る。
こんな生き方をした人がこんな風になる。
こんな事を言っていた人だけれど、最後にはこんな行動を取る。
時と場合によって、状況によって変わる人の心。
今その瞬間にYESと言っていることが、必ずしも別の場所別の時間別の状況下に置かれた時にYESとはならないこと。
人間の心なんてそんなもんなんだぜ・・・っていう一方で、決してそれだけではないという部分が確かにあって。
本当はこうしたいのに!そう思っていても、そうできないこともある。
勝利か・・・何が勝利で、誰が勝ったんだろう?
嘘か・・・嘘はついていないといえば誰もついていないのかもしれない。
いや、それも良く分からない。
そして、貴方はどう生きる?生きたいと思う?
そんな問いかけを投げ掛けられたような気がしていて・・・だからずっと観終わった後も、今も尚何か胸が苦しいような・・・頭から離れない。
少しずつ自分の中にある何かを言葉にしていくことを始めてみよう。
言葉にしていくことによって見えてくることもきっとあるだろう。頭の中で考えるだけじゃなくってさ。