演じる人


同じ設定の役でも、演じる人によって全然違うものになるんだろうなっていうことは何となくでは分かる。
3世代の春野すみれにしてもね。


ただ、あの17歳の春野すみれは。


夢があって
自分は絶対歌手になれると信じて疑わず
また、自分は絶対歌手になると決心していて
その日を夢見る瞳はキラキラ輝いている


あの輝き、夢や希望を持って生きている人だけが持てるような煌き。
なっきぃ自身の年齢や立場や今までの過程などももちろん影響していると思うのだけれど。
けれど、あの輝きは本当に凄かった。
セリフも沢山あるけれど、どのセリフよりもきっと、そのキラキラ感がどこまで伝わるかどうかっていう部分がキーだったんじゃないかな。
もちろん、それだけじゃないにしてもね。


そんな煌きを持つ少女に、一度夢を諦めて道を外れた大人も、そして自分達のような人も。
刺激を受けたり、インスパイアされたり・・・そして、何か言い知れぬ力が湧いてくるような。