好き


話は変わりますけど、昔から音楽番組を見ていてなんだかなぁ・・・って思うことが良くあって。
自分はそういう道を目指したことがないから分からないんですけど、歌手になりたいって思う人、歌を歌いたい、音楽の道を目指す人って歌とか音楽が好きな人であることは間違いないと思うんですね。
で、どんな歌手の人にしてもその部分があって、例えば誰かしら好きな歌手の人がいて、自分もなりたいって思って・・・とかそういうきっかけがあったりすることも多いんですよね。
で、自分は最近はなかなか見る機会が少なくなっちゃいましたけど音楽番組見ていて色々な音楽が聴けて楽しいですし、MJとかの観覧に行ったりしても沢山の歌手の方の曲が聞けて凄く楽しくて。
だから、歌手の人達、歌が好きだったり音楽が好きな人だったりもきっと皆そうなんじゃないかなぁっって自分はずっと思っていたんですね。


でも、ああいう音楽番組とかでたまに他の歌手が歌っている時に聞いている歌手の人達を映すなんてことがあるんですけど、何か静かにしていて全然楽しそうに見えない人が凄く多くてね。
別に好き嫌いっていうのはあるにしてもさぁ、何か違うんじゃないかなぁ・・・って感じる人とか結構居たんですね。
自分の歌う歌とかだけじゃなくって、歌手の人ってもっと広い意味で歌とか音楽とか好きな人なんじゃないのかなぁ・・・とか思ったりしていて。


そんな時にとある年末のCDTVスペシャルライブの時があって、10年前ぐらいからのその年のヒット曲を流して見せてくれて、それを出演者の方もVTRで見ているっていう時があったんですね。
そういう時とかでも、凄く冷めた表情している歌手の人とかいて、そういう様子を見て凄く自分自身が冷めてしまったことがありました。
そんな中で、あの時は絢香さんだったんですけど、彼女が凄く楽しそうに色々な歌を聴いている様子を見て、自分勝手かもしれないですけど「あぁこの人は本当に歌が、音楽が好きなんだなぁ・・・」って思ってなんだか凄く嬉しくなったことがあります。
もちろん自分が歌う歌を好きかどうかっていうことも大切なことだと思うんですけど、それよりもっと大きな意味での歌とか音楽そのものが好きかどうかってその人の歌う歌にも凄く影響してくるんじゃないかなぁ・・・って思うんですよね。
自分の歌を歌うとか、自分のスタイルを持つっていうのとは別の話じゃないかなって。
もちろんそういう様子だけじゃ図れるものじゃないのかもしれないですけれど、何かそういうことを感じたことがありました。


そして、真野ちゃん、昨日凄く凄く楽しそうで。色々な曲がイントロクイズで、ハローの曲が流れるんですけど、自分が答えているときももちろん、
答えていない時も凄く楽しそうに踊っていてね。そんな様子を見ていて、凄くいいなぁ・・・って自分も思っていたんですけれどね。
そして、最後の最後。3回目、ラストの公演で最後に一言挨拶をするときに。


ハロー!プロジェクトの先輩方が・・・


って言葉を発した直後に涙が出てきてしまって言葉を詰まらせてしまう彼女の姿があって。
小学校4年生の時からずぅっとハロー!プロジェクトのファンで、憧れていた人達と同じステージに立って・・・そんな言葉を続けていた彼女。
彼女の心境とか、ハロプロに対する想いとかは日々のブログでも色々なことを感じることが出来ていたんですけど、凄く凄くその思いが集約されて表れていた時間でした。
楽しそうに踊っていた真野ちゃんの姿がね・・・本当に嬉しそうで、楽しそうでね。


こんな言い方はおかしいかもしれないけれど・・・彼女がハロー!プロジェクトのメンバーになってくれて本当に良かった。そう思いました。
誰かに憧れていた人が歌を歌い始めてハロー!プロジェクトを作って、そしてそのハロー!プロジェクトのメンバーに憧れた人達が夢を抱いてまたそこに加わって・・・
そうやって続いてきて広がってきて、そんな繋がりや絆が感じられるハロー!プロジェクトが自分は大好きです。


いよいよ後半月で卒業っていうことになって、変わることもあるんだろうけれど・・・
ハロー!プロジェクトのそういう部分、繋がり、は変わらないで欲しいなって想うし、きっと変わらないんだろうなって思ってます。
真野ちゃん、これからもハロー!プロジェクトをよろしくね。