Café Buono!


アルバムのタイトル曲でもあるこの曲。
この曲に限らず、Buono!の曲はまだ直接ライブで見れる機会が極端に少ないのが残念。
これがライブを見た後とかだったら個人的な印象とか感想はまた違ったものになる可能性が大きいかななんて思ったりもしています。


それはさておき、アルバムの1曲目。
人によって音楽の聞き方っていうのは色々あると思います。自分も普段はパソコンの前にいるときはパソコンに落とした音源を聞いて、
移動中はウォークマンに落とした音源を基本シャッフルにして聞いていたりします。
でも、アルバムだけは特別で買ってきたらまずCDで1曲目から全部聞いてみる。
普段からそこまで考えて聞いているわけじゃないですけど、ライブにセットリストがあるように、アルバムにも曲順があって。
その意図がどういうものかっていうのは、コンセプトとかによっても違ってくるんでしょうけど、1曲目って凄く大事だと思うんですね。
始まり、スタートの持つ意味の大きさ。
Café Buono!という喫茶店に入店した時に最初に感じること、印象、可愛いウェイトレスさん・・・そういう比喩。
キャッチフレーズ、呼び込み、売り文句。


このBuono!っていうユニットの持つ意味の大きさ、存在意義とか、自分が知らず知らずのうちに抱いていた期待、そんなものが沢山あって。
凄く凄く期待して、楽しみにしていたアルバムでした。
人の心理って不思議なもので、楽しみにしていたものを本当に楽しいって感じることが出来ると、リミットを越えたような計り知れない楽しさ、想像を超えた幸せを感じることができる。
けれど、逆に楽しみにしていたものが実際にはがっかりしてしまうようなものだったりすると・・・っていうこともあったりもする。
期待感の大きさゆえに出てくるアップダウンの高低差みたいなね。
そんな中で出てきたアルバム、その1曲目・・・これがまさしく・・・Buono!だった。
自分が当時アルバムを買った当初に書いたことだけれど、この1曲を聞いただけでこのアルバムが素敵なアルバムだっていうことが確信できた、そんな曲。


Buono!に限らず彼女達、Berryz工房℃-uteの子達が歌う曲から感じるものは色々とあって。
曲自体のメッセージもそうなんだけれど、彼女達自身の姿勢とか表情とか想いからもね。
愛とか恋とかそういう部分もそうなんですけど、もう一つ強く感じるものとして「夢」っていうのがあると思うんですね。
この曲にはそんな「夢」が沢山詰まってるんじゃないかなって思っていて。いや、このアルバム自体にね。
アルバムの1曲目からもたらされるこのアルバム自体に対する夢、Buono!というユニットのこれからというものに対する夢、自分自身のこれからの日々に沢山の楽しいことが待っているんじゃないかなって思わせてくれるような夢・・。


聞いているだけで楽しくなってきて、思わず笑顔になって、明日からの毎日に希望が湧いてくるような。
そんな凄く凄く元気付けられる夢が沢山詰まった大好きな曲です。