雨2


「(・・・やばい・・・思わず見とれちゃうぐらい綺麗な子・・)」


ノノl∂_∂'ル「・・・?何か?」


「!あっ、いえ、何でも・・・」


ノノl∂_∂'ル「??・・・(変な人・・・)」


「(あぁ・・・変な人とか思われてしまっただろうなぁ・・・バカ。。。)」


ノノ;l∂_∂'ル「あ〜、もう何でまた雨強くなってるの〜!!」


「(どうしよう・・・折角こんな可愛い子と偶然こんな所でなんてそうそうあるもんじゃないし・・・)」


ノノ;l∂_∂'ル「うーん・・・止むのかなぁ・・・どうしよう・・ちょっと我慢して・・」


「(あぁ!こんな時に傘とか持ってれば・・・折りたたみとか今日って持ってなかったっけ?・・・ガサゴソ・・・)」


ノノ;l∂_∂'ル「困ったなぁ・・・これじゃ間に合わなくなっちゃう・・・」


「(・・・!!あった!!やるじゃん俺!てか、ラッキー!えっと・・・どうしよう・・うーんと・・・)」


ノノ;l∂_∂'ル「とりあえず電話して遅れるって・・・」


「あっ、もしよければ・・・」


ノノl∂_∂'ル「え?」


「もしよければこの傘使いませんか?」


ノノl∂_∂'ル「え??でも、それはあなたの傘でしょ?自分で使えば・・・」


「どのみちこの傘じゃ小さくて、この雨の中じゃ自分にはあまり役に立ちませんから」


ノノ;l∂_∂'ル「でも・・・」


「あなたならこの傘でも大丈夫なはずです。それに凄くお急ぎのようですし。自分は全然急いでないので」


ノノ;l∂_∂'ル「・・・(そんな申し出、見ず知らずの人に受けても・・・でも・・・今日は・・・)


「??」


ノノl∂_∂'ル「・・・分かりました!お借りします!!ありがとうございます!!この御恩は忘れません!」


「いえ。とんでもない」


ノノl∂_∂'ル「本当にありがとう!!じゃあすみません、本当に急いでるんで、行きます!」


「うん。わかってます。お気をつけて」


ノノ*l∂_∂'ル「はい!じゃあ!」


タッタッタッタッタ・・・・


「良かった良かった。俺いいことしたな〜♪何をあんなに急いでたんだろう?」


「てか、最後に見せてくれた笑顔最高に可愛かったなぁ・・・♪・・・って・・・」


「じゃなくって!!!俺名前も聞いてないじゃんか!!!・・・何やってるんだよ・・orz」


・・・・・・・


その後二人が2度と出会うことはなかった・・・。



ノノ;l∂_∂'ル「って終わっちゃうの?!」


気が向いたら・・・つづく・・・かも?


川# ’ v ’ 从「てか、おまえは仕事しろ!!」


ノノ;l∂_∂'ル「うわっ!魔女だ!!」


川# ’ v ’ 从「魔女じゃない!!」



あぁ・・・酷い雨だなぁ・・・