シングル大全集その2


パート割的な部分とかを少し。




自分にとってはここ数年の娘。では美貴ちゃんを中心に見てきたというのは確かなことで。
なので、色々な歌があるけれど、彼女が歌っていたパートを誰が引き継いで歌っているのかというのは、個人的な着目点でした。
すでに去年色々な場面でそれは経験していたことだったけれどね。


色々な曲があるのだけれど、個人的に注目していた曲が浪漫 〜MY DEAR BOY〜
これは同じ美貴ヲタの人でも考えていた人は多いみたい。
そして、自分が実際見ていて特に感じる部分があったのが「歩いてる」でした。
他にも沢山の曲があったんですけど、結構驚いたというか。個人的な予想があまりに安易すぎたなぁ・・・というか。
自分勝手な予想としては多くのパートはれいなが歌うことが多いんじゃないかと思っていて。
それは去年夏祭りですでに見ることができた悲しみトワイライトの印象が強かったというのもあるし、
後は個人的に美貴ちゃん→れいなというルートというか、後継的な期待や印象を持っていたからというのがあって。
2トップ的な意味合いで言ってもね。
でも、実際にはそんなことなく、万遍なくというのもちょっと違うけれど、曲の雰囲気に合わせて分けられていたという印象が強いかな。
全部ちゃんと覚えてるわけじゃないのであれなんだけれど(笑)


でもって、「浪漫」・・・歌っていたのは確かガキさんでした。
なるほどという感想。
この曲に必要なのは「力強さ」だと思う。
そういう観点で見てガキさんっていうのは納得の選出でした。
例えばれいなは、単純な歌の技術的なことはともかくとして、声。
どちらかというと線が細い、繊細なイメージが強くて。後はちょっと高いかな?
その一方でガキさんの声はもっと太くて低音部の力強い部分が出せる・・・それこそリボンの騎士の時の3騎士のように。
煽るなんていう部分も含めて、それっぽいよなぁ・・・なんて見ていて思ったりしました。


そして、おそらく自分が一番驚いたのが「歩いてる」
歌っていたのは・・・さゆ。
この曲はサビの部分で複数のメンバーが1フレーズずつソロで歌っていくという部分があって。
そういう部分もあるのでいわゆる消去法的な部分があったのも否めないとは思うのだけれど、この選択か、なるほど。
と・・・最初から納得していたわけではなく、後後になって考えてみれば・・・っていう部分が大きいんですけどね。
純粋に歌うという技術とか歌唱力的な部分でいっちゃえば、贔屓目とか抜きにしてもさゆと美貴ちゃんでは正直・・・なんですけどね。
けれど、歌というかああいう風にステージに立ってパフォーマンス、表現するということは、単純に声を出してリズムを刻むことのみではなくって。
表現力っていうのは別に歌が上手いということではなく、動きだったり雰囲気だったり、声の出し方だったり、元々持つ声色だったり・・・
そういう部分に依るところが大きいんだろうなと思う。
おそらく彼女は自分なりのやり方での表現法を研究というか、勉強というか・・・してるんだろうな・・・なんてことも考えて。
そういう風に考えるとこの曲を歌うっていうのはアリだよなぁ・・・って。
少なくとも前述の浪漫を歌うよりは全然彼女に合っている。


他の部分でも、もちろん誰かがソロを長く歌う歌だったりもあるのだけれど、
その部分以外でも、こういう風にその曲によっていろいろなメンバーがメインを歌ったり、ソロを歌ったり。
自分なりの観点で見ていた結果、そういう色分け、メンバーの持つ個性というような部分が見えたのかもしれないななんて思ってます。
今の娘。の持つ幅とか色の多彩さとかね、そういう部分も少し感じることができたかな。
というか逆に自分の視点、視野の狭さを痛感したというか。
多分娘。が今まで、そしてこれからも歩んでいく上でのやり方というかデフォルトというか。
誰が誰の代わりっていうことではなくて、全員で作っていくものなんだよなぁ・・って。


各メンバーがメインを務めたり、ソロで出だしを歌うなんていう曲も多い今回のツアー。
そういう部分も含めて、正直な話この前見たときは自分の時間軸は過去に偏っていたと感じているので・・・
次見るときはもっとちゃんと今の娘。を見てきたいなって考えたりしてます。
中野あたりでいけるかなぁ・・・?