リゾナントブルー

Resonant「共鳴、反響（音の）」

もっと色々な意味はあるのだろうけれど。
ブルーが「悲しみ」とか「嘆き」とかそういう部分を表現しているんだろうなって。
タイトル聞いて色々想像していたんですけどね。多分単純に言ってカッコいい曲が来るだろうなって思ってました。
そして・・・その通りキタ。
一応まだ聞いてない方のために潜ります。

最初に聞いてみて思ったのが・・・愛ちゃんとれいながメインだなっていうことで。
今の娘。を象徴しているかな。こちらも予想通り。

純粋にタイトルからも想像できるような「音」の使い方がされてるかなって思う。
音がこだまするような、共鳴を起こしているような。
色々なフレーズの繰り返しなんていう部分も含めて。
耳に残りやすいんじゃないかな凄く。
何か初期のサマナイを彷彿とさせるなんて声も聞くわけですけど、何だろう・・・
言うならば、サマナイと笑顔YESヌードを足した感じかな？パープルウインドなんて声もありますよね。
笑顔YESヌードよりはこちらの方が個人的には全然好みです。
あちらも良い曲だと思うけど、こちらの方がリズム感に乗せたスピード感もあるし、キャッチーだなという感じ。
今年娘。がシングル何枚出すのか分からないけれど、多分これは今年の娘。曲の中でも間違いなく上位ランクインすると思う曲。
そんな確信も持てる感じでして。

で、“共鳴”ということに関して。
やっぱり共鳴というか相互反応というか、一人より二人というか。
超強力なワントップを敷いて、それを周りにフォローアップさせるというのも一つの形なんだと思う。
だけど、そういう形よりも個人的には二人のトップが居て、その二人が共鳴して。
更にそこに周りのメンバーが反応して、反響が返ってくる。
表現おかしいかもしれないけれど、そんな感じが好き、というか好みなんだろうなきっと。
多分グループのバランス的にはそちらのほうが取れてるんじゃないかな。

でもって、ラジオ音源だけれど、今聞いてる感じだと凄く良い感じになってきてるような気がしていて。
少なくとも最初の頃よりは全然いい感じ。曲の問題もあったと思うけどね。
高橋愛という人は十分に強力なワントップですけど、やはりグループの魅力っていうのは色々な声や音が重なって、
一人じゃ生み出せない何かを生み出せるかどうかっていうところにあるんじゃないかと思うわけでして。
ということで、そろそろ田中れいなの本気が見てみたい。
こういう曲ならばもっとはっきり見えるものがあると思うんですよね。
パワーとか力とか。
例えば前作の「みかん」は人によって評価割れていましたけど、純粋に曲としては自分は好きです。
メロディーも好きだし、歌詞も好きだし、だから買ったんですけどね。
けれど、あれは正直娘。じゃなくても歌える曲だよなぁ・・・っていうのも思ったりもしていて。
何ていうか、もっと娘。にしか歌えないだろこんな曲！みたいなものが聞きたかったのかもしれないなぁ・・・ずっと。
でもって、イメージというか今抱いている感じとしては「リゾナントブルー」はかなりそれに近い感じ。
凄くいいんじゃないかなって思ってて。

そういう意味ではかなりこの曲は個人的に期待感を抱かせてくれるもので。
後は実際のパフォーマンスでそれがプラス方向に動くかどうか・・・かな。
ということで、松戸で見れるパフォーマンスを相当楽しみにしている今日この頃。
こういう曲を本気でパフォーマンスして魅せることが出来れば色々な意味で娘。に対して
色々な人が抱いているかもしれない負の部分のイメージが覆せるんじゃないかなって思うんですけどね。

後は余談ですけど、曲ごとに、曲のイメージとか雰囲気ごとにトップに持ってくるメンバー変える・・・っていうのは一時期の娘。がやっていたと思うけれど、
今はそれは無理なのかなぁ・・・その辺もっと色々考えないと書けないけど、アルバムとか聞くと分かるけど、
どのメンバーも色々な色持ってるのが凄い分かるだけにね。