LALALA 幸せの歌


テーマどうとか、曲がどうっていうだけじゃなくて。
曲作る人が居て曲が出来て歌う人が居て。更にそれを聴く人が居て。
全部ひっくるめて歌だと思う。前にも似たようなこと書いたけれど。
だからそのどこが変わっても違うものになるって思う。
歌う人が違えば表現の仕方が違ってくるだろうし、聞く人が違えば感じ方も違うだろう。
曲がどうでもいいとかいう話ではなくて。自分はどれも大事だと思う。


自分たちがあーだこーだ言ってたりする中でも彼女たちはこの曲を、多分ワンダフルハーツで歌っていた時よりも、
自分たちの曲だという意識を持って、さらに真剣に理解しようとするだろうし、それを表現しようとするだろうって思う。
自分も書いたように確かに最初から℃-uteを意識して、℃-uteのためにと思って作られた曲ではないかもしれない。
けれど、それはあまり関係ないような気もしてきた。
誰が歌ってたとか誰の歌う曲として作られたとかね。まぁ、わかりやすく言えばカバーなんてものも当たり前のように存在しているわけで。
色々そのオリジナルの出た時代背景との違いとかあったりもするだろうけど、一番最初に出た曲よりも後にカバーとして出た曲のほうが売れた・・
なんてことも確かあったよね?


ホントはカバーとかオリジナルなんて分けるのもあれな話かもしれなくて。
全部オリジナルだと思う。確かにメロディーや歌詞は同じかもしれないけれど。
歌ってそういうものだと思う。
むしろ単なるカバーにしか聞こえなかったり、見えなかったりするならそれまでのものだし、それまでの人ってことなんじゃないかなぁ。
自分は誰が作るかよりもどんな曲が作られるか・・なんて書いたけどあれはまだ不完全で。
どんな曲が作られてそれを誰がどんな風に歌うかだなって思う。


後は実際にこの曲がどうかっていう話になると、自分はコンサートでワンダフルオールスターズで歌ってるのを見てきたんですけどね。
振り付けとかも変わるのかもしれないしその辺もわからないんだけど、そういう部分見てても、別に℃-uteがやってもおかしくないよなぁ、って思う。
平和・・・なんて語られている歌詞がついていて、壮大すぎるなんて言う人もいたりするのだけど、そうでもないよなぁ。
少なくとも℃-uteの持っている空気からは全然かけ離れていないんじゃないかと思う。


プロデュース云々とかいう話も書いたけれど・・・手抜きかぁ・・・そうだね。
確かに手抜きかもしれない。所謂書き下ろし?っていう曲ではないわけだし。
でも、その他の部分にはすごい力が入ってるかもしれないし、まだわからない。
プロモーションにしたってそうだし、彼女たちのパフォーマンスはもちろんのこと全力だろうし。
そういう部分を見る前の段階で、既出であるとはいえ、まだ本人たちの歌っている音源すらも聞かない状態で、
「ダメだ」とか「ガッカリした」とかはちょっとないよなーって思う。


結構見ていても、やっぱり最初はちょっと・・・ショックというかびっくりした人、
自分だってビックリしたけれどね。色々今年は℃-uteに力入れていくなんて話も聞いていたし、期待もしていたから。
ちょっと拍子抜け?みたいな感じはあったのは確かだけれど。
けど、そこから持ち直してる人も沢山いるし。自分だってそうだし。
でもって、彼女たちは今どういう感じでいるんだろうとかもちょっと考えて。
去年は本当に充実した一年で、数々の新人賞、レコード大賞最優秀新人賞も獲得して、紅白にも出て。
それを受けての2年目。最初のシングル。ありきたりな言葉だけれど気合い入ってるんじゃないかなって思う。
皆それぞれに楽しみにしてたり、気持ち入れなおしていたりするんじゃないかな。


それなのに彼女たちを応援する人がさ、テンション下がってる状況とか好ましくないよなぁって思う。
今回の場合、彼女たちだけで歌ったものでないにしろ、
曲はすでに聞いたことがある人がほとんどだからっていうのもあると思うのだけれど。
一回でも曲を聞けば、その曲に対する多かれ少なかれ感想っていうものが出来ると思うし、
それ以降その曲に対していわゆるフラットな気持ちというか何のイメージや先入観も持たずして聞くことは難しいと思う。
そんな状況ではあるけれど・・・何ていうか気持ちをある種リセットするというか、
一回まっさらな状態に戻してから臨んでもいいんじゃないかなと思うというか。


色々な歌手が居て曲があるけれど、自分だって全然沢山曲聞けてる方ではないと思うんだけれど、
先入観とかイメージに左右されている部分って凄く多いと思うんですよね。
前に自分がごっちんの事について書いた時に似たようなこと書いたのだけれど。
例えば「この人はこういう歌手だから自分の趣味と合わない」とか、
或いは「この曲はこういう曲だったから、カバー曲もどうせ大したことないよ」とか。
別に彼女たちに限ったわけでなくて、ファンといわゆる一般の人という分け方をするならば、
どの歌手やグループの人に対しても当てはまることだと思う。
だから、グループ名だけで、曲さえも聞かずに、例えばハロプロだからっていう理由だけで毛嫌いして、
曲すら聞かないような人もたくさん居るだろうって思う。


そういう部分っていかんともしがたいというか歯がゆいって感じたりっていうのは結構皆持ってると思うのだけれど、
せめてファンだけはそういう状態であってほしくないなって思う。
ファンだからこうあるべきとかいう決めつけとか縛りつけみたいなのはしないようでありたいと思ってはいるけれど。
ファンだから何でもかんでも肯定するべきとか絶賛するべきなんてことももちろん思わない。
けれど、スタートラインは最低でもフラットであってほしいなって思う。
確かに今回は前情報っていうのが出過ぎてるっちゃ出過ぎてるとはいえね。
まだ何も始ってないのにマイナススタートとかさ・・・なんかイヤじゃん。


もちろん皆、いわゆる新曲が作られていないっていうことに対しての不満だったりっていうのがメインであるとは思うんだけど、
そういう部分が曲自体、彼女達がこれから歌う曲自体へのマイナスなイメージだったり評価に繋がるのはなぁ・・・。
何かといえばすぐ「曲が悪い」とか言う人多いけど、ホントに曲だけのせいか?
曲は大事。だけどそれが全てではないと思う。
個人的な曲の感想という話になれば、聞く人の気持ちに依るところも凄く多いと思うのだけれどね。
そして、売れるとか売れないとかいう話になるならば、先に書いたようにプロモーション活動とかそういう部分だってもちろん含まれてる。


自分は彼女たちがどんな風にこの曲を披露してくれるのか、とても楽しみにしています。
どんな衣装を着て、どんな風に踊りながら、どんな風に歌うんだろう?ってね。