伝家の宝刀


上記の件と関連して。
先日ソフィオさんやぐっつぁんと稲葉さんのディナーショーに行かれたそうで、その時のレポを読ませていただきました。


そのレポはこちら


このレポを読んで個人的に感じたことがあったのでちょっと書かせていただきたいと思います。




歌の部分とかトークの部分とかも沢山あるんだけど、自分にとって一番気になった部分は2つあって。


一つはやぐっつぁん自身の言葉。


「私もね、一人でステージに立ちたいと思っているので、応援よろしくお願いします!」


これが彼女の想いであるということ。
上記の署名活動にしても色々あるし、なりっとさんのように「待つ」という選択をされる方もいて。
それは人それぞれ形が違うのだけど、でも「待って」いていいんだと思える、そう思える彼女自身の言葉なのではないかなと思います。
ファンの思い、そして彼女自身の思いもまた同じであるという。


彼女のきちんとした復帰、きちんとしたということの説明は今更しませんがそれを彼女自身も求めているであろうことははっきりとわかって。
この言葉を聞けたということは大きいと思います。


そして、もう一点。ソフィオさんの言葉。


でも、歌う機会の絶対数が少ないことに対する危惧も同時に持っています。
やはり歌わないといいものも衰えてしまいます。
これはレッスンとかじゃなくて実戦(=コンサート)で鍛えていかないと。
そういう意味では楽観視できないなあって思う。


これ。これは本当にそう思う。
この言葉を見て思い出したのは、今年の春ツアーのとき、美貴ちゃんが「銀色の永遠」を歌ったツアーで、
初回公演に入った後に、とある美貴ちゃんファンの方が書いていた言葉。
「使わないと伝家の宝刀も錆び付いてしまう」
ハっとさせられる言葉だった。


もちろん、美貴ちゃんは娘。として、或いは最近ではGAMとしてステージに立ったり歌うことはあるのだけど、
ソロという観点からすれば圧倒的に実際の時間的な部分だったり、立場だったり、責任だったり色々な意味で違うもので。
そしてそれはやぐっつぁんに関しても似ている部分があるのではないかなとそう感じた。


日ごろのレッスンや練習ももちろん大事。それがあってこその本番。
だけど、本番、舞台、ステージという“経験”でしか味わえないもの、学べないものも確かに存在するはずで。
そこから得られる成長なくして本当の意味での成長ってないと思う。歌手として。
レコーディングブースで一人で歌うのが歌手なんかじゃなくて。お客さんがいて、お客さんに歌を、想いを届けるものだと思うから。
だからこそ、ソフィオさんの抱いた危惧みたいなものも凄くわかった。


美貴ちゃんに関しては、前にも何度か書いたと思うけど、娘。として歌うことによってソロのときは体験できなかったことを沢山経験できて、学べたと思っていて。
それが彼女を“成長”させてくれたと確信しています。
でも、いざソロ復活ということになるのであれば、それ相応の準備期間、助走も必要なのではないかと思う次第で。
そして、個人的な思い、願いとして今回のGAMはその助走の一つであると信じてるし、そうであれと願っていて。
それこそ、思い返してみれば、去年春に復活した娘。コンでのソロコーナー。
その後秋を経て、春、そして夏のハローのコンサートで披露されたまさかのブギトレ
そしてGAM
この2年間は長い助走期間であるのではないかなとかそんなことも考える。
その助走を終えて離陸するのが来年であるか、或いはもっと先であるかは分からないのだけど、そう遠くはないと確信できている自分がいます。


また色々まとめて時々書きたいと思います。
この辺のことに関しては。


で、やぐっつぁんの話に戻して。
ソフィオさんも書いていた通り「クロシェット」からの脱出。
それこそがまずは越えなくてはいけない壁なのかもしれませんね。
でも、彼女にしても、当初は歌うことも許されてなくて。
それがファンの集いだったり、ファンクラブツアーだったり、こういうDSだったりで歌う機会をもらえるようになって。
それが少しずつ増えてきてるんじゃないかな?って思います。
その助走の期間がどれほどのものになるかは分からないのだけど、でも、少しずつでも前進していればいいんじゃないかなってそう思います。