大好きです


ちょっと書きたかったことを書きます。




卒業に対して感じることは皆それぞれで。
その子を真剣に推している人の感じ方もそれぞれで。
で、自分はというと・・・やっぱり淋しいという思いが強くて。


自分で言うのもなんですが、自分は凄い感情移入とかしやすい人で。
思い入れとかも凄い強く抱いてしまうような人。
だから、本当に8年間もハロプロを見てきて、変動が激しいこのグループを見てきて、
自分みたいな人にとっては辛いことも本当に沢山あって。


で、自分が前に卒業式、卒業コンサートを見たのは娘。では、中澤さんの時にまでさかのぼります。
その頃、自分は本当にモーニング娘。が好きで、好きで、大好きで。
今のように誰々が特別に好き!とかいうのも一応ありはしたのだけど、
それ以上にグループそのものが、メンバー皆が愛しくて大好きで。
そんな状態の自分だったから、また、初期メンバーでリーダーでもあった中澤さんであったから、
あの人の卒業というものは本当に辛くて、モーニング娘。が本当の意味で大きく変わってしまう気がして。
変化に対する恐れというのがその時すでに存在していたのかもしれません。
で、コンサートでは・・・泣いて、泣いて・・・ひたすらに泣いて。


友達同士で車で大阪城ホールまで遠征していて。
帰りの車の中で当時中澤さんがやっていたANNSを聞きながら・・・
余韻に浸って・・・今までのモーニング娘。、そしてこれからのモーニング娘。のことを考えながら。


でも、いつまでも下を、後ろを向いていても始まらないし。
と思って、新たな9人のモーニング娘。を応援していって。
この9人で、一致団結して頑張っていってほしい!そう思っていて。
そんな状態の時に決まった5期メンバーの加入。
中澤さんの卒業から半年も待たずしての決定。さすがに時間がなさすぎて・・・
もうその時には「これ以上モーニング娘。が変わるのが、壊れるのがイヤだ」なんて思っていた自分。
そんな状態の自分の目には5期メンバーを真っ直ぐ見ることなんてとてもできず。
曇り眼で、色眼鏡でしか見ることができずに・・・ずっと・・・


その翌年2002年。
自分にとっての新たな転機となる、美貴ちゃんとの出会い。
その頃にはもうモーニング娘。から離れたいと思っていた自分にとって彼女の登場はまさに救いの手で。
それから瞬く間に美貴ちゃんにはまり、それと反比例するようにモーニング娘。からの距離がどんどん離れていって・・・
コンサートにも行かなくなり、それまでずっと買っていたCDも買わなくなり・・・そんな状態。
それなのに、翌年2003年には美貴ちゃんがモーニング娘。に加入することが決定。


なんでまた・・・と思い。もうモーニング娘。なんていいよ・・・なんてことすら思っていた当時の自分。
その当時のモーニング娘。に対してはもうマイナスの感情しか湧いてこなくて。
なんでだろうって今は思うのだけど。
だって、自分が好きだったなっちもかおりんも皆まだその時はグループに居たのにね。
なんでだか分からないけど・・・もう自分の中ではモーニング娘。を好きになりたくない。
好きになってまた壊されて辛い思いをするのはもうイヤだ。なんて思ってたのかななんて今は思う。


だから、もうひたすらに自分を逆の意味で鼓舞するかのように、その頃通っていたサイトとかでも、
「ダメだ」とか「もうどうでもいいよ」なんて言葉を連発していて。
本当にどうでもいいならそんなこと書かないはずなんだけどね(苦笑)
ただ、もう嫌いになりたい、離れたい、楽になりたい、そんな風に思っていたのかもしれない。
コンサートに行かなくなったのもきっとその辺の理由なんじゃないかなと今は思う。
コンサートに行ったりしていると、きっとまた楽しくて、
ステージで歌い踊る彼女達はきっと魅力的で、またそれに魅了されてはまってしまうのが多分怖かった。


だから、結局美貴ちゃんがいるグループだからという理由でCDをまた買い始めるようになったりはしたのだけど、
コンサートにも行くことはなく、そのまま1年が過ぎ、2年が過ぎ・・・
その間にメンバーはまた何人も減って。


そんな自分が2005年、去年になって3年ぶりにモーニング娘。のコンサートへ行くことになって。
今思えば確固たる理由がなんだったのかは分からないのだけど。
春ちゃんの加入が一つの原因だったのだとも思うのだけどね。
で、秋ツアー、自分にとっては結構な数の公演に行って。
それまでは1ツアー1公演しか行ったことのなかった自分が複数の会場に足を運ぶということ自体が異例で。
ものの見事にモーニング娘。に再びはまっていく自分がいて。
過去の呪縛から解かれて、新たな道を歩き始めることのできた自分。
それも本当に嬉しくて。


で、5期メンバーの話。
本当に去年ぐらいまで自分はまともに5期メンバーを見たり、評価したりしたことがなくて。
それでも、そうやって現場に足を運ぶようになったりすることで、
また自分自身の心境の変化によって、ようやく彼女達のことをもっと知りたい、
もっと好きになりたいって思うようになることができて。
コンサートに行くと彼女達のモーニング娘。への愛、ファンへの思いを感じることができて。
そんな彼女達が本当に素敵に思えて、好きになれて。


それで、迎えた今年。
春ツアーが始まって。当初予定していた参戦予定から、一つ増え、また一つ増え・・・
入るたびに楽しくて、好きになり、もっと行きたい、もっと彼女達を見たいって思うようになって。
今の自分は美貴ヲタでもあり、娘。ヲタでもある、それは間違いなく事実。
メンバー皆を愛しく感じ、大好きで・・・丁度あの頃、中澤さんが卒業したあの頃と同じように・・・
5年の歳月を経て、ようやくそんな状態に戻ることができた自分。


そんな自分に飛び込んできたこんこんとマコの卒業。
・・・淋しくて・・・自然と涙が出てきて・・・


卒業、何度となく繰り返されてきたこと。
だけど、毎回違うメンバーが、違う事情、目標を持って卒業していくわけで。
だから決してこういったことに慣れるなんてことはありえない話で。
だけど、そういう悪い意味での慣れということではなく、
いい意味で・・・今までの経験によって、自分が少しでも強くなれていると思うから。
それでも、きっとまた7月23日、そして8月27日には涙を流してしまうかもしれない。


だけど・・・その涙が、別れを惜しむ涙や、悲しみの涙ではなく、
彼女達が今までくれたものに対しての感謝の涙、
そして新しい道をすすむ彼女達を祝福する喜びの嬉し涙であればと・・・


好きになればなるほど、思い入れが強ければ強いほど辛いことも沢山あるのは事実。
だけど、好きだからこそ楽しくて、思い入れが強いからこそ感動できることも沢山あって。
だから、自分はここまで好きになれるものに出会えたことに感謝しています。
そして再び自分がモーニング娘。を好きになれたことにも感謝。
もう2度と同じ過ちは繰り返さない。ちゃんと見守って、そしてそれから先も・・・